上用賀便り

スピリチュアルヒーラー寺尾夫美子が綴る/フムアルフートスピリチュアルスクールと上用賀

【八ヶ岳でログハウス】工務店からの報告ー何故工期が遅れたのか?

kamiyogadayori2015-12-26

この間、工務店の担当Kさんから、最終の支払い請求についての説明を受けましたが、折衝によって修正がなされ、これこそ本当の最終請求書となったものを今日持って来て下さりました。
今度の請求書は、どれも納得のゆくことでしたので、これにてやっと打ち切りとなりました。
速攻で振り込み、年内の支払い完了が出来ることになりました。
はぁ〜長かったですね〜。
引き渡しの2014年5月1日から、何と1年と8ヶ月もかかって、ようやく問題点の修正が終わり、ここで希望の工事が全部終わったことになります。
*「今日から八ヶ岳」2015年5月1日ブログ http://d.hatena.ne.jp/kamiyogadayori/20140501

設計から引き渡しまでも、2012年の4月4日に始まった設計スタートから、ログが発注された2013年9月30日を経過し、2年と1ヶ月もかかりました。
*「八ヶ岳に家が建つ」2012年4月4日のブログ

この2年1ヶ月の経緯について、今日は説明を受けることになっていました。
思い出す度に気分が悪くなることではありますが、疑問が残ったまま、何がどうなってこう言うことになったのか、きちんと知っておかないと、ずっと後まで尾を引く気がしたからです。

一番知りたいことは、2013年の1月中に設計が完了し、そこからログの発注を進めて欲しいとお願いしましたが、それが何故9月30日までされなかったのかと言うことでした。

Kさんの説明によると、Kさん自身も、この空白の8ヶ月には驚いたそうです。
しかも、その後の6月に契約になったOさん邸やIさん邸の方が、先に発注されていたことが分かり、何があったのか「あくまで推測の範囲ではありますが・・」と前置きして説明して下さいました。
私も、その当時、4月末に建築スケジュールを貰っていて、5月初旬のログキット発注で、6月末の基礎工事着工と記されたプリントをもらい確認をしていました。
だから、地鎮祭を6月9日に行い、その後に続く基礎着工を見に行くのを楽しみにしていたのです。

そのためにいつ八ヶ岳に行けば良いか、この頃何度もメールや電話で問い合わせていました。
私は、年間のスケジュールで動いているので、急に言われて動ける仕事ではありませんから、早め早めに予定をたてないといけなかったからです。

ところが、7月になったら、「山梨県に建築申請をしているけれども、建築ラッシュが起こっているので審査がなかなか降りてこないのです」と説明されました。
どのくらいかかるのかと聞くと、「通常1ヶ月くらいかかりますが、ラッシュなので8月に入ってしまうかも知れませんね〜」と言われました。
それでやきもきし始め、1週間経過後、どうなりましたかと電話すると、「この調子ならお盆を越えてしまうかも知れません・・」と返答されました。

山梨県はこんなに仕事が遅いのか!?
疑問が出たら直ぐ動く私は、山梨県に電話して問い合わせました。
すると、県の担当者は、「いや〜そんなに時間かかりませんよ。大抵1週間もあれば申請は降ります」と言うではありませんか!
え””!!
工務店からこう言われているとすべて話すと、じゃ、申請されているかどうか調べて上げましょうと、直ぐに名前で検索してくれました。
すると、何と、名前でも住所でも我が家の申請は出されていなかったのです。

何がどうなっているのか、まだ嘘をつかれているとは思いもせず、どこかで書類が止まっているのかも知れないと、大慌てで当時の担当S氏に電話すると、「へぇ〜山梨県はそんなこと言ってるのですか、じゃ直ぐにやって貰いましょう」と。
とにかく、申請が出されると安心して、今度は基礎着工を見に来る予定を立てたいわけです。
そして、日程が決まったら連絡を下さいとお願いして待ちましたが、待てど暮らせど連絡は無し。
この頃は、もう連絡をするのも嫌になっていました。
同じ事を2度3度ならまだしも、5回6回と頼んでも返答はナシ、動きもナシ。
そして、ログはいつ入るのか、それすらも返答なし。
それでとうとう、HONKAジャパンの東京オフィスに、直接電話をして、ログがいつ入荷するのか聞いたのです。
それが、8月25日。
HONKAジャパンの返答は、「お宅のログは、まだ仮発注ですから、正式にログカットには何も着手されていませんよ」と言うではありませんか!

この時、私は、詐欺に遭ったと思いました。
前金の建築費の半分は、戻って来ないかも知れないと思いました。
即、弁護士さんに連絡を取りました。
工務店が倒産寸前かも知れない場合、支払いや建築がどうなるのか、何をどう手を打てば良いのか相談しました。
弁護士さんは、直ぐに工務店を調べ、建築業協会員であるかどうかの確認を取るように言われました。

ま、この話はまた今度にして、この恐怖の数ヶ月間について、何が起こって何が知らされていなかったのかを、Kさんに調べて貰ったのです。
その結果、何も手つかずの8ヶ月間があり、その期間、同じ会社のスタッフ全員が、誰も気付くこと無く、放置されたまま過ぎて行っていたのでした。
それが、Kさんが調べた結果でした。

夢と希望がいっぱいの新築計画が、このいきさつによって、引き渡された時には怒りと失望だけのものとなっていたのです。

その都度、前向きに意識を切り替え、持ち逃げされずに家が建ったと感謝し、大工さん始め職人さん達のたった3ヶ月で家を建ててくれた疲労困憊とストレス満載のエネルギーも丁寧に浄化し、これからここに集って下さる皆さんのために、土地と山に祈りを続け、心地よい場所に戻しました。

Kさんに建築中の職人さん達の気持ちがどうだったのかを教えて貰うと、スケジュールはタイトで、采配するS氏に対する不満はあったものの、みんな心根のいい人達ばかりで、仕事には気持ちよく取り組んでいて下さったとのこと。
Kさんも、その頃はこちらに何度も足を運び、職人さん達の労をねぎらうことに努めていたと話してくれました。

私が提出していた、建具や電気器具の設置位置図を取り出し、「施主さんでここまで現実的なイメージが出来ている人は珍しいので、この書類があって何故応えられないのか、本当に申し訳ありません・・」と、Kさんはただただ謝るばかりでした。
自分の落ち度で無いことに、ここまで誠意を込めて謝罪しれくれるとは、Kさんの心遣いに応えるべく、私達もこれで手打ちとすることに決めました。

ところで、Kさんの説明の中で絶句したことがあります。
それは、「設計審査を二級建築士の人に計算やらお願いしているのですが、この○○さんと言う方ですが・・」との下りです。
「え”? S氏が二級建築士だと聞いてますが?」と聞き返すと、「S氏は建築士の資格はありません。弊社ではいつもこの人に最終審査をお願いしているのです。」と。
私は、S氏から二級建築士と聞きました。
それは名刺に書いてあったのか、それともHPに記載されていたのか忘れましたが・・・、お願いする前に二級建築士と聞いてお願いしていたのです。
では、S氏が設計をしていたのは、なんですか? と聞くと、「資格は無いけれども経験で・・」と。
今更ですが、青天の霹靂!
私は、何の資格も無い人に、建築のプロだからと信用して、すべてを任せていたのか!?
建築士の資格がない人だと分かっていたら、この家の建築はお願いしませんでした。
Kさんが帰られてから、不意に思い出したのは、その工務店のオフィスに、設計の相談に訪れた4月4日、上に書いている「八ヶ岳に家が建つ」の日のこと、私がS氏に「Sさんは、一級建築士ですか?」と聞いたら、S氏が「私は一級ではないですよ、二級です」と答えた場面でした。
はぁ〜取りあえず資格があるなら大丈夫だと思ったのでした。
それから帰宅して、用賀のお隣に住む一級建築士のご主人に、二級の人に家を任せて良いかどうか相談に行き、一般家屋なら二級で十分で、一級とはビルとか橋とか建てる人だからと説明を受け、なるほどと安心したのでした。


それから、これは一度も皆さんに言ったことがないことですが、この2012年の4月の設計スタートの直後、驚く夢を見ていたのです。
それは、S氏から家が建ったと知らされる夢でした。
ーーーまだ設計を始めたばかりなのに、どうして建つの! と驚いて現地に行ってみると、夢に描いているのとは大違いの家がほぼ完成間近になっていたのです。
その家を見て、私は、こんな家お願いしていません。一生に一度の夢の家なのに、なんで勝手にこんな家を建てるの!? 今すぐ解体して、いちから建て直して下さい!と、発狂しそうな大声で、泣き叫び、怒り狂い、腹が立って腹が立って、苦しくては〜は〜と呼吸困難になって目が覚めるーーー
と言う夢でした。


このとき、あんなに誠実な人なのに、私の夢と理想をもの凄く理解してくれて、あの人なら信頼して任せられると思って帰ってきたのに、どうしてこんな夢を見たのかしらと夫に話しました。
きっと、土地探しや色々、心労があったからだよと夫にねぎらわれた事がありました。
しかも、これと同様の夢を、この年の9月にも見ているのです。

Kさんが帰られた後、夫にこの夢のことを、今となってはS氏が大嘘つきで、あの人のせいでとんでもない事になったのだから、夢の通りではあるけれども、あの頃は信頼しきっていたのにどうしてあんな夢を見たのかしら・・と話しました。
すると、頭では分かっていなくても、心の深いところで感じ取っていたんじゃないのか、と。
確かに、ずっとその夢のことは忘れませんでしたが、まさか予知夢だとは、内容が強烈だっただけに、むしろそう思いたくなかったのか・・・と、今振り返ると思います。
で、結局、夢の通りになった。
これだけの激烈な体験に流れ込むときは、これだけの強烈な夢になってメッセージは伝えられるのかなと思います。
こんな夢を見たら、今後絶対に立ち止まって見せる!


さて、ずっと見守り、応援のメールやお言葉を下さった皆さん、長らくありがとうございました。
また、これから家を建てる人のためにと、私が被ったあらゆる問題をこちらに書き綴って来ましたが、ここに来てKさんからの報告を受けてみると、こんな扱いを受けることはまず日本中探しても滅多に無いことでしょう。
何より、工務店選びの参考になればと思っていましたが、私達のこの問題は、工務店のレベルの事では無くて、担当者たった一人の自分の落ち度や間違いに対する誠実さが欠如した人間性の問題でした。

世の中には、自分の落ち度に対しての攻めから逃れるためなら、どんな嘘も平気でつく人がいます。
自分の間違いによって、関係する他者が損失を被ったなら、潔く謝罪する。
そんな社会人として当たり前のことが出来ない人もたくさんあります。

それが、数千万円もする建築物に対して、まるでキュウリ1本売って、中が腐っていたとクレームを付けられた程度のことみたいに軽く言い逃れようとする人も、滅多にいないでしょう。

だから、これから家を建てる人には、これまでのいきさつについて勿論参考になることはたくさんあったかと思いますが、結論として、このS氏一人の人間性に起因する問題点は、何も参考にならないと思います。
注意する点は、工務店の姿勢と、建築例をきちんと確認し、どの物件にも工期や補修などの問題点があったかなかったか、その辺をチェックして置いたらいいのかなと思います。
また、最初から、やり取りの中に誠実さや仕事に対する姿勢なども、簡単に見えて来ます。
メールの返事に数週間もかかるとか、頼んだことが2ヶ月も3ヶ月も放置されるなど、一般的にはあり得ないことですが、もしそのような対応を受けたら即刻キャンセルしたらいいでしょう。

何より、私のように、理想を語る物腰の柔らかさに丸っと騙され、人を疑うことを知らないといけません。
また、途中で何度も、そんな疑問が浮かんでいたのにもかかわらず、忙しさとはやる気持ちとで、先へ先へと急いだことも、問題を回避できなかった理由かと思います。
そもそも、ログハウスの中でもHONKAが気に入ってしまい、別の選択が出来なかったし、HONKAを選ぶなら、こちらの地域ではあの工務店1軒しかなかったのです。
けど、ちょっと足を伸ばして周辺の工務店にも相談に行くべきでした。
などなど、今なら改善点はいくらでも思いつきますが、それが思いつけなかった状況に自分を置いていたことが何よりの失敗です。

これまで労いのメールを下さったり、直接教えて下さった皆様、ありがとうございました。
ようやく決着しました。
年の瀬に、長らく続いていた懸案事項が終わり、新しい年に向けて心の重荷が降ろせました。
年明けの講演会には、土地も家も、綺麗に整え、これまで以上に溢れるエネルギーにしてお迎えしたいと思います。
まだ残席がありますので、ピンときたら是非お申し込み下さい。
お待ちしています。
合掌。






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