上用賀便り

スピリチュアルヒーラー寺尾夫美子が綴る/フムアルフートスピリチュアルスクールと上用賀

【八ヶ岳でログハウス】出会うものですね〜

kamiyogadayori2015-01-26

歩いていて出会ったら、自然にご挨拶する山の道。
日課のウォーキングで何気に出会って立ち話をしていると、話の流れから我が家を建てた工務店の話になり、なんとその方、「私はあの男が大っ嫌いなんですっっ!!」と言うではありませんか。
何々、どゆこと〜?
いやいや、その前に、その言葉を受けて、私も直ぐさま「私もですっ!!」と応えました。
そしてその人は、あの工務店の社長を「あいつは○○師だ」とおっしゃるではありませんか。
いや〜本当ですか??
じゃじゃ、私達は○欺に遭ったの?
でも、家は建ちました、取りあえず・・・。
具体的な事例をてんこ盛り聞きましたが、ここでは控えるとして、とにかく、人としてどうなのか、人の世話になっても恩義を表すなど皆目無く、家は建てたら終わり、人のために建てているのではなく金儲けのみだとおっしゃってました。
確かに、我が家も、最初は話はすこぶる良さげでしたが、残金を支払うやいなや手のひらを返したみたいに雑になり、問題の箇所の修正を何度頼んでもまるで手配をしてくれませんでした。
その上、自分の監督不行届で起こった問題も、やり直しを依頼すると高額の見積もりで請求されました。
そんなところが○欺まがいとその人に言わせる部分でしょうか。
で、その方、「私は初めて会ったときから、この男は臭いと分かりました。」とおっしゃるではありませんか。
いや〜人を見る目ありますね〜と、感心する私と夫。
私達は、あの人当たりの良い、温厚そうな、懐の深そうな、親切で熱心で、仕事を大切にしているかに見えたあの物腰に、すっかり騙されました・・・と語りました。
で、建築についての話になると、建築現場周辺への配慮が無く、資材がばらまかれ、しょっちゅう苦情が出ているとか。
さすがに、建築中のそのばらまきは我が家の場合目撃していないので何とも言えませんが、確かに、建築途中に見に来たときには、大事なログを無造作に庭に積んでありました。
養生シートを敷いて、上にはビニールが被されていましたが、地面に直に置くとはな〜と思ったものです。
それも、雨風に吹かれ、ビニールシートがひらひらとしていて、それが家の内側の壁になったりするのですから気になりました。
その道で会った方の話は、そんな事では無くて、梱包の資材や破棄するものなどが散乱したと言うことでした。
それから、言葉巧みで人当たりが良く、とても誠実そうな雰囲気を出しているけれど、家を建てたらそれっきりで、丁寧なメンテナンスや後サービスなどしないと評判だと言うのです。
そこは、引き渡し後には感じていたところなので、いや〜やっぱりそうかと納得のことでした。
それから、現地の職人さん達に知り合いが多いが、みんなえらい目に遭っていて、よく言う人はいないと言ってました。
確かに、我が家を建ててくれた職人さんたちは、土木の親方はじめ、皆さん仕事が丁寧でとてもいい人達でしたが、我が家がトラブっていることを感じ取り、何気に「職人さんは嘘言わないからね」と伝えてくれたこともありました。
それは、裏を返せば、私が工務店の言うことは嘘ばっかりだと嘆いていたときですから、その通りだと言っくれてたのでしょう。
で、思い出したのが、このブログに、“あそこは自転車操業だと聞いた”と書いたときにその担当から夫に電話があり、「それは誤解だ、よそからやって来ているので、地元の人はよそ者を嫌うのでよく言われない・・」と聞いたのを思い出しました。
その時は、そんなことはあるかもな〜と思ったものでしたが、まさか、そんな予防線を張っていたとは!
ははぁ〜なるほど。
確かに道で会った人は、古くからの地元の人。
その人の友人知人、様々な人達が“あいつは○○師みたいなものだ”と思っているらしいですが、具体的な話を聞くと納得のゆくことばかり。
何より、私達は、間違いなく○欺まがいのことをされました。
それを、あの工務店は、自分たちがあくどいことをしているにも関わらず、悪く言われるのは地元の仲間意識のせいなのだと思っているのか??
すると、自分の何が悪いか分かって居らず、周辺での問題も、それは全部人のせいーーって理解だということですね。
以前夫が、恐らく私達のことは、文句の多いクレーマーだとかなんとか、きっと言いふらしているよと言ったことがありました。
それは、浄化槽設置のことで苦情を言った時のことです。
まず、浄化槽設置工事は、滞在中に間に合わず、屋外での工事でもあるので、不在中に完了してもらうこととなって帰京しました。
次にやって来ると、予定の場所に浄化槽の丸い蓋が地面に並んでいたのですが、その地面が、凄く盛り上がっていたのです。
それで、庭がなんでこんなに盛り上げたのですかと聞くと、「北杜市の条例で、浄化槽は家と同じ高さに設置することに決まっているのです」と説明されました。
そのとき不信感を抱きましたが、市の条例と言う言葉を出されると、詳しく知らないだけに、そんなもんか??とその場はやり過ごしました。
しかし、ここら辺はすべて傾斜地。
そんな高さ設定をしていると、出来ないところの方が多いのでは無いかと思い、念のため北杜市の土木課に電話して聞いたのです。
すると、そんな条例はなく、山梨県にもそんな決まりはないと、電話を受けて下さった担当さんは、詳しく調べてお返事をくれました。
で、それを工務店に伝え、地面の盛りは止めてくれと訴えたり、色々押し問答の末に、再び確認のために、市の土木課の方に電話すると、あんなに親切だった人が、なんとなくよそよそしく、工務店と話してくれと言うではありませんか。
その時に、夫に何か変な感じだったと話すと、きっとクレーマーだと言ったのだろうとのことなのでした。
それはともかく、条例に無いことをあると言うのは、詐欺行為に当たります。
条例を持ち出すなどと、そこまでの嘘を、平気で、何の悪びれた様子も無く言えるとは、人はみんな心の奥に必ず善意を持っていると考えている私にとって、そっちの方が驚きです。
それから、最近ですと、皆さんは“あれはどうなったか〜”と心配して下さっていることと思いますが、そう窓のシャッターの件。
去年の11月20日の木曜日。
雨戸代わりにシャッターを設置しようと言うことになり、文化シャッターさんが採寸に来て下さいました。
工務店の担当はその場で、「見積もりは週末には出るでしょう」と言いましたが、私が「今日は木曜日、週末って明日とか明後日ですよ」と言うと、「じゃあ週明けには」と言いました。
それから再三催促をするも、「週末には、月末には、来月頭には・・」と繰り返し、その次に八ヶ岳に来た12月7日に、面と向かって再び聞くと、「年末だからあちらも混んでいるのでしょう、催促しておきます〜」と言いました。
その悪びれた様子も無く、まるで本当のことかのように聞こえること!
一瞬、あ、そうだったのか・・と思う、あほの私・・・。
ですよね〜、そんなにかかるわけがありません。
さすがに直ぐ、また嘘だろうと気付きました。
それで、今回来るにあたり、文化シヤッターさんに直接電話をして問い合わせました。
またその電話口の担当さんが大変親切で、代理店ともども、すべてのところを調べ上げ、私の名前でも工務店の名前でも担当の名前で、その住所の見積もり依頼はないとお返事をくれました。
ただ、末端の代理店までは調べようがないとのことなので、まるでやってないとは言い切れませんが、そもそも、見積もりは数日でできるとのことで、そんな11月末に採寸して、月内に出ないことの方がおかしいし、12月で混んだとしても、何週もかかるわけがないと話してくれました。
ま〜どうせそうだと思っていましたが、その嘘を言う平気な様と、まことしやかな作り話を何の躊躇も無く言えるとは、天性の大嘘つきですよね。
で、道で会った人に話を戻すと、その人は、「そんな悪質なやり方を続けて、私達の他に何人か被害に遭った人の話を知っているし、あの会社は長くは続かないだろう」と言ってました。
私がビックリしていると、「そうで無きゃおかしいでしょう。悪いやつが上手くいき続けるなんて、そんなことあるわけがない。絶対に天罰が下るっ!」と言い放ちました。
いや〜気持ちよい。
「何か、ずっとモヤモヤしていたことが、あなたのお陰で随分スッキリしました。」と、一気に親近感がわきました。
同士が居るって心強いことですね〜と、互いに笑顔でこのご縁を喜び合いました。
これからもお付き合いしましょうね〜と手を振って分かれました。
いや〜ホント、出会う人に出会うのですね〜。
これからのために、家のメンテナンスには、新しい工務店か大工さんを探さないといけませんが、地元の人は信用出来ることが分かって一安心です。
最初は、仕事のあまりのルーズさにストレスするもの、東京とは違う田舎の感覚なんだから仕方ないと思い、出来るだけここはよその国だと考えるようにしていましたが、まったく違いました。
ただただ、あの人、あの会社のみが、おかしいのです。
さて、次に来た時は、大工さん探しをしましょう。
あちこちで聞いてみたら、皆さん親切で、あそこだここだと教えてくれました。
そんで、その都度、なんで家を建てた工務店に言わないのかと聞かれるので、これこれでと話すと、知っている人は知っていましたね〜。
どうぞ皆さん、八ヶ岳でログハウスを建てるときは、くれぐれも注意して下さい。
人あたりが良く、言葉巧みで、良いことばっかり言う、夢のような美味しい話をする、あなたが特別なのだみたいな言い方をする、そんな工務店は避けましょう。
職人さんは嘘を言わない。
それは、無理なことは無理と言う人です。
難しいことは難しく、手間もかかると教えてくれる人です。
代金は、全部終わってからの支払いで良い人です。
決して、基礎着工もしていないのに、中間資金を支払えと催促しない人です。
何より、スケジュール管理はきちんとしていて、遅れたらその理由を包み隠さず伝えてくれ、やりますやりますと言いながら、何もやらないで5ヶ月も後にしたりしない人です。
皆さん、どうぞ覚えておいて下さいね。
合掌。







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