上用賀便り

スピリチュアルヒーラー寺尾夫美子が綴る/フムアルフートスピリチュアルスクールと上用賀

【八ヶ岳でログハウス】手の平返しの工務店・・・

kamiyogadayori2014-07-04

7月に入り、1日には、予てより約束していた工務店との残工事の打ち合わせがありました。
問題山積であるにも関わらず、私達建築の素人は、工務店に「○○の条例で決まっている」とか、「技術的にはこれで問題ない」などと言われると反論できません。
それで、思案のあげく、県の行政担当さんに相談したり、国の相談センターに電話をしたり、はたまたネットで無料相談をしてくれる建築のプロ集団のサイトに投稿したり、思いつく限りの情報収集をしてきました。
その中でも、1日は、浄化槽の設置について、山梨県北杜市の土木課の担当さんに来ていただくこととなっていました。
それと言うのも、家の排水は、この辺りは下水がないので、各家毎に浄化槽の設置が義務づけられています。
その設置には、北杜市の決まり事があり、それに相応しく設置されたときには、補助金が出る仕組みです。
その浄化槽の設置位置を、5月1日の引き渡しの際に、家の北東の、家から少し離れた場所に指定して、工事をお願いしていました。
この工事は、7日までの私達が荷物整理で滞在していた後に、私達不在の中で行われるので、工務店の采配を信頼するしかなかったのですが、5月末に来て終わった工事を見ると、地面が盛り上がるように土が盛られ、緩やかな下がり傾斜がつぶされていたのです。
そこで工務店に、“どうしてこんなに土を盛る必要があったのですか?”と聞くと、「家と水平に設置しなければならないのです。北杜市の条例で決まっています。」と言われたのです。
聞くからに疑わしい・・。
水は高いところから低いところへ流れるもの。
上に上がるならともかく、下がっているなら流れに問題はないでしょう??
それに、ここら辺は、八ヶ岳のピークから、南も北も、東も西も、すべて下り傾斜地です。
そんな土地条件の中で、水平を保つなどと本当に条例化されているのか?
電話で問い合わせると、土木課の担当さんが、とても丁寧に答え、更には山梨県の条例も調べてくれて、どこにもそんな条例がないことを教えてくれました。
これは前にも書きましたよね?
それで、とにかく、土地の傾斜に合わせて設置し直せるのかどうか見に来てくれることになっていたのです。
ところが、その日の午後から工務店の担当さんがやって来て、にわかに、浄化槽の設置についてえっらい詳しく丁寧に説明するではありませんか!?
その上、土地の傾斜に合わせて下げるには、設置のし直しになるので、工費がかかるが、被せた残土を浄化槽の周りを避けて取り除き、元の傾斜を復活させることは出来ると言うのです。
なんでそんなに丁寧に説明するのか?と聞くと、説明するように言われたとのこと。
それで、土木課の人が来るはずだと言うと、「ちゃんと言っておけと言われたので、多分来ないでしょう」と。
ま、説明は理解できましたが、それより土木の人は、一対一で約束したのに、それも30日にも電話して確認したのに、何の断りもなくスルーするとは、田舎の人ってこんなことでいいんですかね??
取りあえず、工務店としては、いきなりですが、努力する体制に変身しているのですから、まいいでしょう。
これだけでなく、押し問答が続いていた、温水パネルヒーターの設置責任と移設の費用について、いきなり「迷惑をかけたのでこちらで持ちます」と言い、1日の朝から技術者さんがやって来て、希望の位置に移動してくれました。
はぁ〜、これで、冷蔵庫の最下段、野菜庫の引き出しが目いっぱい引き出せる。
そして更には、著しく不自然な位置に取り付けてあった電気のスイッチの移動後の穴を、手作りの木片で塞いでくれました。
家中の壁が、穴ぼこだらけだった状態が、多少なりとも何とかなりました。
それから何よりの驚きは、設計図よりも格段小さく傾斜がきつく作られていた階段を、すべて作り直すと言うのです。
こうなってくると、恐らく、お国の相談センターから何か言われましたな。
階段の事は、お国のセンターに電話し、相談員の方から「それは設計通りが契約なので、違っていれば訴訟になる可能性がありますから、詳しい弁護士に相談されると良いでしょう」と言われていました。
確かにそうだとは思っていましたが、訴訟などと、それはそれは大変な作業ですから、できればそんなことしたくありません。
なので、夫と相談し、我慢できる範囲かどうか、今回来てみて、寸法も測り、登ったり降りたりして、よ〜く考えようと言っていたのです。
工務店には、そんな疑問があると伝えてはいましたが、こちらから何も言う前から、階段は作り直しますと言われて、もの凄くビックリしました。
あの頑なな、自己弁護のためなら嘘も作り話も厭わないような人が、こうも豹変するとは、思わず聞きました。
「一体、何が理由で、そんなに何もかもやってくれる事になったのですか?」と。
すると、「今後の事があるので。」と苦笑いしてます。
細かいことはともかく、階段の作り直しともなると、大事(おおごと)ですから、こちらも滞在中にはやってもらえません。
また、不在中に鍵を貸し出し、大工さんに入ってもらうことになるとのこと。
鍵を貸すのは、本当にイヤなのですが、今後のことを思うと、階段の作り替えは諦めたくない部分です。
取りあえず、当分先の工事になるので、やっていただくことだけ約束しておきました。
これまで心配して下さった皆さん、こういう展開になったこと、報告させていただきます。
さて、もう一つ、残土のこと。
これまで何度も、「土地の傾斜が変わった、残土が盛られている、土の色が違う」と訴える私に「盛ってません。ここの地形は元からこうでしたっ!」と言い張られてきた庭ですが、今日になって急に、基礎屋さんを伴いやって来て、庭に盛った残土を搬出する旨説明を受けました。
基礎屋さんは元より、残土を盛ったとおっしゃっていたので、分かっているところは取り除くと言ってくれました。
が、南の庭は、既に鈴木のおっちゃんがキレイキレイに造園を終えたところ。
植えられた木を抜いたり、移動したりするのはもう無理です。
それも、秋や春ならともかく、これから暑くなって水が必要な季節に木を抜くと、いっぺんで枯れてしまうのだそうです。
それなら、植えた木や草の周りは、自分たちで掘り起こして置くから、広く面になっているところを重機でめくって下さいとお願いしました。

この写真にある木の棒は、その相談後、工務店の担当さんがめくる地点の目印に立てた杭です。
3カ所に立てた杭から、それぞれ何センチ掘るのかを決め、水糸を引いてめくると言うのです。
ここまでが、1日と3日のお話し。
さてそれから、ようやく今日4日になって、その他の雑事が片付いたところで、いよいよ掘り起こす作業を始めました。
予定では、「リアライズウォークin八ヶ岳」の合宿ワークショップの日程でしたが、今回はお申し込みが乏しかったので中止にしたのです。
いずれにせよ、庭の工事がほっぽられたままで、庭に出て行うワークが出来ないのが中止にした一番の理由です。
3日からはアシスタントチームもやって来てくれて、全員でほっかむりにゴム靴を履き、勇敢な姿となっての作業です。

庭の土を掘っていくと、石ころだらけの土の次に、オレンジ色がかった粘土質の土が出て来ました。
更に掘ると、元の面(つら)が出て来ました。
元の面は、雑草がたくさん生えていたので、土を被されたために腐葉土となって黒くなっています。
しかも、太い草の茎が残っていて、ここが面だとすぐに分かりました。
何より驚くのは、面が出てくると、光がふわ〜っと解放されるのです。
面の出た面(めん)は、大地の呼吸が復活し、立っている私達もとても心地良く呼吸が入るのが分かりました。
今までずっと、ここの土地はもっと気持ち良かったはずだと夫に訴えていました。
それが土地をめくる一番の理由なのだと説明していましたが、そんな感覚的な事は一般の人々に理解されないので、変な人だと誤解されるから、工務店や国の相談センターにはそのような表現をしないように口止めされていました。
私も、勿論、それは分かるので、控えていますが、今回土を掘り起こしてみて、やっぱり間違っていなかったと納得したのです。
これまで来て下さった皆さんには、元のこの地の心地良さがどれだけのことか味わっていただくことができませんでしたが、残土で覆われていても都会と比べると遙かに心地良いエネルギーです。
これから面を戻してくると、もっともっと心地良くなるので、これからやって来ようと考えて下さっている皆さん、どうぞ楽しみにしていて下さいね。

夕方になり、作業を一段落させ、記念撮影に喜ぶ私達。
ここでは、このような出で立ちが、一番カッコ良いのです。
どうです、バッチリ決まっているでしょう。
明日も、掘り起こしに励みますからっ!
よしっ!
合掌。






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 スピリチュアルスクール ベーシッククラス
7月27日(日) 10時半〜18時  【全1日】 
http://www.fumalhut.com/seminar/fulfill_seminar/basic.html
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