上用賀便り

スピリチュアルヒーラー寺尾夫美子が綴る/フムアルフートスピリチュアルスクールと上用賀

龍神の導きが露わになる八ヶ岳

kamiyogadayori2012-07-07

今朝の朝ご飯。
お味噌汁にお魚。
あ〜、嬉しいメニューです。
去年の3.11以来、毎食必ずワカメのお味噌汁をいただくようになりました。
広島か長崎のとき、被爆後の感染と発病の関係を調べた博士だかドクターだかが、症状が軽度ですんでいる人達は毎日ワカメのお味噌汁を摂っていた・・・とか、事故後出回っていた情報の中から見つけました。
放射性ヨウ素の関係でしょうか。ハッキリとしたデータとか、証拠とかないのだろうと思いますが、取りあえず“いいらしい”のならそうしようと言うことで、毎日いただく習慣になりました。
すると、摂らなくなると体が違うことが分かりました。
昨日の夜、一回抜けただけで、今朝いただくお味噌汁が、“あ〜待ってました”とばかり、体が言っているかのようなのです。
ちょっと甘めのお味噌汁。普段お砂糖を控えた調理をしているので、甘さが気になりましたが、それでも美味しくいただきました。

ペンションというものに宿泊するのは、今回まだ2回目の私。
ホテルと違って、色々と勝手が分かりません。
連泊するから、一日中お部屋を使っていいものと思っていたら、チェックアウトとインの時間に合わせて、お部屋からは出ないといけないのでした。
お天気が悪く、ハイキングは中止とご主人にお断りして、それじゃお昼までのんびりしようか・・などと話していると、そうは行かないことが分かったのです。
すると、今日のハイキングやら諸々の予定に、一切参加できずお部屋で仕事をし続けると言う夫は、パソコンを持って出ないといけません・・・。
うう〜〜〜、それは困った・・・。
夫も、時間がタイトだから、ここで出たり入ったりする時間が惜しいとのたまいます・・・。
もう、そう言うことなら、こちらはキャンセルして、いつものホテルに移動しましょう!
と、お部屋で相談していると、ペンションのご主人が、今日はたまたま外出の予定もないので、特別にお部屋を使っていてもいいと、わざわざお部屋まで知らせに来て下さいました。
なんとありがたい!
無理を聞いてもらえ、夫も一安心。
ペンションのご主人の暖かい人柄に、心温まる私達でした。

さて、ハイキングの代わりに、前から気になっていた大泉駅前の「パノラマ温泉」に入ることにしました。
ペンションで割引券を売っていて、700円のところ500円でチケットが買えました。
バスタオルとスキンケア一式を袋に詰めて、朋美ちゃんのパジェロミニで出発です。
八ヶ岳山麓は、なだらかな坂道になっているので、3人も乗車すると、登りになる度にパジェロミニはうんうん唸ります。
こんなちびっ子車で茨城から走ってきたのか!?
朋美ちゃん、偉すぎる!
浴場は、室内に洗い場と、大きな湯船がありました。
そして、外には、露天風呂が。
まずは、室内の湯船で腰湯をし、体をじっくりと温めました。
その間、ずっと、小雨がパラパラ、空には雲が一面に広がっていました。
汗がじわじわと流れ始め、そろそろ外で入りましょうと、外に出て行くと、雨は上がっていました。
湯船に浸かると、急にお湯がキラキラと光り始めたので、空を見上げると、私のいる真上にぽっかりと丸い雲の穴が空き、そこから太陽が覗いていました。
後から入ってきた朋美ちゃんとふぁはビックリ!
龍神様は、お天気を自在に操るので、こんなことはいつも簡単にやってのけます。
心を静かにしていると、“いつも導いている”とメッセージがやって来ました。
また、これからもっと、しっかりと導きに心を寄せなさいと言われました。
はいっ。
東京にいると、ただただ無駄に忙しくしていることもあり、もっとやるべき事を整理して、導きを伝えるお仕事の時間を取りたいと思います。
とても大切なメッセージをいただいたと、しみじみ思うばかりです。
さて、体もしっかり温まり、後から入った朋美ちゃん達をおいて先に湯船を出ると、私が上がった後、空の穴が閉じ、光が終わったらしいのです。
ふ〜〜〜ん。なるほどね〜〜。
なんだか、分かりやすすぎる・・・ってことなのでしょうか???

パノラマ温泉から上がると、お肌がツルツルになっていました。
しっかり浸かったのが良かったみたいですね〜。また来よう〜。
今日の午後は、サクランボ狩りに行く予定です。
その前にお昼におそばをいただこうと、あちこち探しましたが、ここらへんは不規則な営業のお店が多く、行っても準備中とか、期間限定営業とか・・・。
毎回のことですが、丁度良いとこらへんにお店がないのです。
致し方なく、ここにもあるセブンイレブンで、おそばのお弁当を買い込み、ペンションでいただくことにしました。
お部屋で仕事に精を出す夫も、おそばのお弁当で間に合わせます。
サクランボ狩りは、ペンションで予約を入れてくれます。
車で20分ばかりのところにあると言う、サクランボ農園まで朋美ちゃんのパジェロミニで向かいました。
ところが、ナビに道案内を入れたと言うのを信じて走って行くと、訳の分からない山に登り始めました。
本当にこちらで合ってるの??
よく見ると、同じ農園が経営する、別の農園へと案内されていたのでした・・・。
は〜やれやれ。
気を取り直して、やっとこさ目的地へ。
サクランボ園に到着すると、大型バスが1台止まっていて、団体さんが入ったのが分かりました。
番号が打たれているビニハウスに行くと、そこはその団体さん達が先に入っていた処でした。
歩いて手の届くところには、もう赤くて大きいサクランボは見あたりません・・・。
梯子に登って、木の上の方から取らないといけないことが分かりました。

それにしても、赤いのがなかなか見つかりません。
探している間、後ろから「美味しい〜」と言うふぁの声が・・。
どうやら手当たり次第に食べているようです。

サクランボ狩りのポイントは、まずあちこち食べてみて、美味しい木を見つけるのが決め手になるとか。
美味しい木を見つけたら、ただひたすらその木に集中して食べるのがいいみたいです。
そうやって私が木を探している間も、ふぁの「美味しい〜」と言う声が聞こえています。
やっぱり、手当たり次第続行中のようです。

近くにやって来た農園のおじさんが、子供目線にも赤いのがあるよと教えて下さいました。
大人は上に登るけど、子供は、子供目線で取るので、子供の入っていないときは、木の下に潜るのもいいのと攻略法を伝授してくれました。

ホントだーーー!
しゃがみ込むと、赤くて大きいのがいっぱいありました。

そうこうして、40粒くらいはいただいたでしょうか。
制限時間は40分で2000円です。
探して見つけて食べて、丁度程よい時間ですね。
20粒食べたら元が取れるよ〜とおじさんが言ってましたが、もっと食べましたね〜。

道に迷った行きは、現地まで時間がかかりましたが、帰りはピュ〜です。
土曜日で車も出てますが、なにしろ交通量が少なく信号もないので、10キロくらいの距離はあっという間です。
夕食までまだ時間があるので、行きの際に迷って見つけた「道の駅」へ行ってみることにしました。

ここでも記念写真を撮りましょう・・・と、カメラをセットしていると、また空一面に広がっていた雲が切れて、私達のいるところだけ夕陽がさしてきました。
ああ〜〜まただ〜と、驚く朋美ちゃん達。
確かに、結構露骨に光がやって来ます。
分かって受け取るのと、ぼんやり気がつかないのとでは大違い。
気がつけば気がつくほど、また、そのことに感謝の気持ちが高まれば高まるほど、龍神様の導きは強烈になって行くのです。
私はいつもそんな気配に敏感なので、直ぐに分かりますが、そんな経験のない二人には大変な驚きのようです。
雲が切れた空を見上げると、ぽっかり空いた真ん中に、龍神様の顔が出ていました。

撮った写真をデジカメで確認すると、なんと、雲が空いた形が龍神様になっていました。

とぐろを巻いた龍神の姿が、こんなにはっきりと綺麗に描かれていて、益々驚きです。
こんなに明確に姿を現してくれるのは、大事なメッセージがたくさんあるからと。
東京に帰ったら、やるべきことをしっかりやるように・・・と。
要するに、もっとメッセージを伝えなさいってことで、忙しくても後回しにしてはいけないと、ちょっとお叱りも含まれているのです。
はい〜。
ペンションに帰る前に、ちょっとセブンイレブンに立ち寄って、お水を買いましょう〜〜と、車を走らせていると、プチホテルガラリアと言う看板がありました。
こちらはどんなところか、ちょっと行ってみましょう。
と、ぐいぐい入っていくと、なんと綺麗なお庭が出現。
そこに、とっても素敵なお家が建っていました。
こおはホテルと言うからには、きっとペンションみたいに日中は外に出ないといけない・・などはないかも??
ふぁは、メルヘンチックな佇まいに大喜びです。
ならば、見学させてもらいましょうーーと、ぐいぐい入っていくと、オーナーさんが出て来てくれました。
快くお部屋を案内して下さり、4月〜11月上旬までの期間しか開けていないことが分かりました。
八ヶ岳ペンション探しに、ネットを見まくったけれど、こちらが見つからなかったのは、個人名でしか登録していないからだとか。
じゃじゃ、閉じている間どうされているの?と聞くと、東京に働きに行ってると・・・。
むむ〜、出稼ぎか?? どんなお仕事なのでしょう???
*帰宅後ネットで調べると、なんと、南仏のカールトンホテルで修行された一流シェフと判明。
東京で働かれているのは、なんと、恵比寿のウエスティンホテル! こちらも一流ホテルです。

手入れの行き届いた綺麗なお庭は、オーナーさん曰く「大変力を入れています!」とのことで、本当に見事です。
庭の向こうで、ジャージャーと水の流れる音があり、谷か川があるのかと思って近づいてみると、細い水道でした。
昨日の雨で、山からの水が増えているのですね。
今日がこんなに晴れても、大雨の翌日は、水が増えると、山独特の現象が理解できました。

そうこうしていると、もう5時になりました。
今日は、お家の設計をお願いしているHONKAのオフィスに行ってみようと思っていたのですが、5時だと閉まっているかも??
また、こちらに来ることをお伝えしていないので、社長の佐久間さんがいらっしゃるかどうか不明ですが、取りあえず行くことにしました。

去年の土地探しから参加しているふぁは、もうログハウスも建築中も全部一緒に見ていますが、初八ヶ岳の朋美ちゃんは、HONKAもまだ知りません。
そんな理由で、いきなりHONKA襲撃です。
HONKAのスタッフさんは、急に訪れた私達を温かく迎えて下さり、ありがたいことに、社長の佐久間さんもいらっしゃいました。
ログハウスの中に入ると、ふぁ〜〜っと木の香りに包まれました。
あ〜〜やっぱり、ログハウス最高!
社長の佐久間さんは、庭の草むしりをしていたからとTシャツ姿を気にしながらも、迷惑がる様子もなく、ほんわかとした温かさで接して下さいました。
今は、家の見積もりの最中ですが、かなりの予算オーバーになっているので、これをどうしたら良いか色々とアイデアを聞かせていただけました。
打ち合わせのときと違い、色々なことにお話しが広がって、今日はじっくりと家について知ることができました。
佐久間さんの家への思いや、ログハウスに行き着いた経緯など、知って良かった、聞けて良かった、今分かって良かったと思えることばかりで、内容の濃いお話しが聞けました。
私は家を建てるに当たって、これから起こりうる大災害を想定して設計をお願いしています。
去年の3.11規模の地震は、今後どこででも起こりうる可能性があると思うので、八ヶ岳に家を建てるときは、M9クラスが来ても耐えうる強度の家にしようと思いました。
すると、それはコンクリでもツーバイフォーでもなく、木の家なのではないかと考え、ログハウスを選んだのです。
佐久間さんは、本当に強い家を建てたくて、ドイツに留学して建築の勉強をされたそうです。
そこで色々な建築を学び、強い家造りを探す内に、一番優れているのは日本の建築だと分かったそうです。
ところが、日本の昔ながらの建築は、戦後に作られた建築法によって、優れた技術が使えなくなってしまっていたのだとか。
アメリカ流の釘とネジで建てる家が採用されやすく法がしかれてしまっているらしいのです。
2×4の家の耐震強度が高いと言っても、釘が一本折れると次々に連鎖して折れていき、全部がガラガラと壊れてしまうらしいのです。
どう耐えても、せいぜい震度6強くらいだろうとおっしゃっていました。
上用賀の家は、2×4です。怖いですね・・・。
そうして、どうやったら日本の伝統の木の建築ができるのか悩まれていたとき、ログハウスに出会ったのだそうです。
木組みの建築は、揺れは大きいけれども、組んだ木同士が揺れを吸収し合い、決して崩れ落ちたりしないのだとか。
そうですよね、宮大工さんが建てた歴史的建造物は、何百年も壊れずに立ち続けていますよね。
なんで地震国の日本が、伝統建築を捨てなければならなかったのか・・残念です。
私が、フィンランドのログが高いのなら、日本のログを使ったらどうなのかと持ちかけたところ、日本の木は貧弱でとても弱いので止めた方がいいとおっしゃいました。
日本の林業は、山を切り開き、木を切り、そして、木を育てる仕組みのないままに、切り出し続けた結果、丈夫で太い木が育っていないのだと言うのです。
北欧では、樹木を育てる知識が豊富で、伝統的に木を大事にする文化があるのだそうです。
木と木の間を間伐によって開けることで、木の立つ地面に太陽光が当たり、土地が肥えて根が張るのだそうです。
四季のある日本と違って、太陽の光が満遍なく行き渡るため、年輪が均等になり、質の良い木に育つと言うのです。
すると、家を建てるには、年輪の間隔が均等な、北欧の木が一番良いワケです。
もう、唸るほど、大変よく分かりました。
お見積もり、幾らになるのかドキドキですが、とにかく、せっせと勤勉に働いて、お家が建つように精進しませう!
佐久間さんとのお話しに夢中になっていると、ありゃりゃ、夕食の時間6時半を過ぎていました。
ペンションご飯は、時間厳守!
大急ぎで帰りましょう。朋美ちゃんのパジェロミニに飛び乗って、上り坂をぶんぶん走って帰りました。
ところで今日は、天気予報では午後からお天気が崩れ、雨が強いとか言われていましたっけ??
サクランボ狩りからずっと、雲が覆っているものの、おおよそ晴れています。
これも龍神様のお計らいか。
ペンションに到着すると、1階の食堂は、たくさんの家族連れの人達で埋まっていました。
今日は土曜日で、七夕様。
子供連れの数家族が、楽しそうに食事をスタートしていました。

今日のスープは、カボチャです。
これは美味ですー! もの凄く美味しかった〜。

メインディッシュは、チキンのすり身団子あんかけ。
鶏肉は食べると伝えてあったので、他の皆さんは肉料理のようですが、私達にだけ特別に作って下さいました。
ありがたいですね。
食事をしながら、夫の一日を聞いてみると、今日は仕事がとても捗ったとこのと。
私達も、こうしてペンションに帰り着いてみると、今朝のことが、とても遠く感じられ、時間がゆったりと流れたことが分かりました。
今日は一日盛りだくさんの体験をしましたが、たったの一日でこんなに楽しめて、しかも時間に追われることもなく、好き勝手に遊べたこと、本当にビックリです。
この感覚は、ネパールのヒマラヤを訪れたときと同じです。
波動が高いと、密度の濃い体験となり、時間が長く感じられる。
波動が低いと、荒い時間の過ごし方となるため、あっという間に時が過ぎる。
波動の特徴を、改めて感じ入ったのでした。

さて、いつもは、ご飯が嬉しいふぁが、今日はまだお腹が空いていない・・・と言っとります。
むむっ? それは異なことを・・・。どっか具合がわるいのか??
すると、さくらんぼをいっぱい食べたので・・と言うのです。
いや、私もいっぱい食べたけど、お腹空いてるよ〜。
だけど、現場で聞いた度重なる「美味しい〜〜」の声。
私の手が止まっている間も聞こえ続けていたっけ・・・。
数えてみると、おそらく私は40粒ほど食べたと思われますが、ふぁと朋美ちゃんは、間違いなく100粒以上食べ込んでいたみたいです。
そりゃ、お腹空きませんわ・・・・。
は〜。
合掌。







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