２月に見つけた八ヶ岳の土地を、いよいよ購入することになりました。
今回は、不動産屋さんとの契約のため、夫と二人で出かけました。
いつもは新宿から特急あずさに乗って、約２時間の電車の旅でしたが、今回は自宅から２時間半のドライブです。
夫に運転をお任せの私としては、大変楽ちんな旅です。
荷物も、小さくまとめる必要がなく、荷造りも楽ちんです。
そして同じく、綾子も、ご主人とドライブにて八ヶ岳へ。
お隣の土地が気に入って、私達と一緒に建てるつもりの綾子と、急に言われて戸惑っているご主人と、今回は気持ちを確かめる旅のようです。
落合場所は、ログハウスの建築をお願いしているHONKA代理店さんのオフィスにて。
先に到着した私達は、早速設計の相談開始です。
同じログハウスでも、建ててくれる会社はいくつかありましたが、今回お願いする北杜HONKAエフマジックさんは、社長の佐久間さんとの家に対する価値観が近く、人柄が信頼できたことで決めました。
ログの気持ちいいお部屋で、佐久間さんと打ち合わせです。
ところで、昨日は暴風警報が出た、前代未聞のお天気です。
昨晩、気象庁からの警報がニュースで流れ、大変危険な状態になる可能性が報じられていました。
こんな日に、取りやめた方がいいのでは・・・と、天気予報を詳しく調べてみると、関東圏の暴風は午後、しかも夕刻近くになりそうだと分かりました。
午前中に出て、早めに到着するようにすれば、問題ないだろうと考えて、予定通り来ることにしたのです。
しかし、八ヶ岳に近づくにつれ、風が強くなり始め、雨も少し降り出して、ちょっと焦りましたね〜。
高速を走っているうちに暴風が来ると、車が振られたりして大変なので風から逃げるように走るのみ！
なんとか、そんなことにならない内に到着しました。
あ〜良かった。
しかし、HONKAのオフィスで打ち合わせをしていると、外は風がどんどん強くなってきました。
木がしなり、雨が窓ガラスに叩きつけられています。
自然の猛威を見るようで、びびりますね〜。
そんなワケで、車が走れないほどの嵐になる前に、ホテルに戻りました。
今夜は、綾子夫婦と一緒に夕食です。
綾子達は、私達がHONKAで打ち合わせしている間、長坂にあるホームセンターに行ってきたらしいです。
どうやら、綾子のご主人は、家を建てることに興味がなさそうです。
綾子には、これから長い戦が待っているような気配がしていますが、さて・・・・。
取りあえず、お水やジュースで乾杯！
今夜のメニューは、お魚や野菜の色々料理。
お吸い物に鱧（はも）が入っていて、お刺身も鱧が２切れ、酢の物には穴子と・・・。
全部嫌いじゃ〜〜〜！！
私は、好き嫌いが殆どない人です。大抵の食べ物はいただきます。
お魚は大好きです。
でも！
鱧とウナギと穴子とだけは、進んで食べようとは思えないのです。
あんなもの、どこが美味しいのか！
よりによって、そればっかりとは、どう言うこっちゃ！
はぁ〜、ま、いっか・・・・。
さて、今朝は大変良いお天気で、南向きのお部屋からは、いつものように富士山が見えました。
美しかったです〜。
いつものレストランでは、綾子達と遭遇することもなく、私達夫婦二人だけでのんびりといただきました。
ここには、毎回、ふぁとひでちゃんと、前回は豊美と、大勢で来ていたので、二人きりになってみるとちょっと淋しい感じです。
移住を考えていたかに見えたひでちゃんは、考えていなかったとのことで、離脱。
一度は行くと言っていた豊美は、やっぱりや〜めたと離脱。
綾子夫婦は、さてどうなるのか？
ま、最後に残るのは、私達だけでしょうね。
ふぁと朋美ちゃんは、私達の家が建ったら、せっせと通ってくる予定です。
特に、畑用の土地が１００坪ほどあるので、ふぁは畑造りがしたくてしたくて、今からウキウキしています。
過去生で双子だった朋美ちゃんと二人を連れて、“家族”で仲良くやりますか。
今日は、購入することになった土地の様子を見に、再び現地へ。
ただの土地ですから、何度見ても同じです。
それでも、見に来て、また歩いて、ここまでが我が家、綾子が買うとしたらここまで・・・と、二人で大喜びです。
こんなに気に入っている綾子のためにも、ご主人がうんと言ってあげてくれるといいのですが・・・。
敵もなかなか手強そう・・・。綾子の戦、上手くいくといいですね〜。
私達が大喜びしているのを遠目に見ながら、各夫が何やら談笑しています。
何を話しているのでしょう？
ところで、今朝のニュースでは、全国各地で昨日の暴風被害が甚大だったと報道されていました。
街中の木が倒れたり、車が横転したり、凄まじい威力の風だったことが分かりました。
でも、昨晩こちらに泊まっていて、ホテルの窓から見える景色は、そんなにひどい風とは思えませんでした。
確かに、土地周辺のカラ松林では、小枝が折れて飛び散っていて、大きな木も数本倒れてはいました。
あれだけの暴風だと、お部屋の中にいてもゴーゴーと音が聞こえそうなものです。
しかし、そんな轟音は聞こえず、大したことなかったのかと思っていたのです。
土地を見に行ったとき、そんな感想を現地の不動産屋さんに話したところ、山梨県でもこのあたりは風が弱まるのだとのことでした。
北に八ヶ岳、西に南アルプス、南に富士山、東に金峰山と、周りをぐるっと山に囲まれ、風の影響が緩和されるのだそうです。
あー、またしても、導きからの伝言が！
と言うのも、出発を止めようかと思うほどの暴風警報に、何故またこんな時にと思ったのです。
しかし、いつもそれには理由があって、去年の１２月は雨が２日間続き、どこに行っても水がジャージャーと流れていました。
山嶺とは、雨が降ると下に行くほど水量が増し、水の流れが強くなるのだと分かりました。
あれが晴天続きだと、そんな山の状況は分からずじまいだったでしょう。
そんな水が出るところを避けて探そうと思わなかったでしょう。
２回目は雪。
南に林があると、日陰になって、そこだけ雪が残っていました。
林に陽差しが遮られると寒く、太陽の恵みが少ないことが分かりました。
今回は、暴風。
私達は、今後、地球の天候が、これまで経験したことのない規模になっていく可能性を感じています。
特に、ここ数年続いている大型台風に備え、家を建てるときは頑丈で飛ばされない家にすることを目指していました。
風速２０、３０ｍは当たり前、４０、５０ｍの時代が来るのでは・・と考えているのです。
ところが、ここ八ヶ岳では、その暴風が和らげられている。
やはりここは護られている地なんだと核心を持ちました。
さすが龍神が護る山、八ヶ岳。やっぱりただ者ではないですね。
帰り道を走る車窓から、こちらは金峰山でしょうか。雪を頂いて綺麗です。
韮崎を過ぎるあたりから、しばらくの間、前方に富士山が見え続けます。
甲府で左に曲がるまで、美しい姿が優雅にそびえ立っています。
ありがとう八ヶ岳。元気に東京へ帰りましょう。
山々の美しさと龍神の導きに、感謝。
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