【八ヶ岳でログハウス】今日は造園業者さん達と打ち合わせです。

kamiyogadayori2014-04-02

いや〜、眠れなかった・・・・。
昨日あんなに疲れて、だから、夜早く寝て、なのに、眠りが悪かった・・・。
夕食を終えて部屋でくつろいでいると、ドカドカドッカ〜〜ンと言う稲妻のような音がひっきりなしに聞こえてきていました。
最初は、荷物を運んでいるのかと思っていましたが、あまりに長く続くので、ふと、一体何が起こっているのか？　と疑問を感じたのです。
館内の温泉に出かける際に、廊下を歩いていると、その音は上階からしていることが分かりました。
それで、温泉フロアの下には降りず、一旦上に上がってみました。
すると、そこには女子高生らしき女の子達が大勢たむろしていて、数名は大声でしゃべり、数名は廊下の端から端まで走って行ったり来たりしていたのです。
まあ何と躾の悪い子供達でしょうか。
そのままロビーに降りて、フロントに抗議しました。
こういう事は、きっちり言わないと、自分たちの行為がそれだけの騒音になっているなどと知らないのですから、教えないといけません。
お風呂から部屋に帰ると、さっきよりだいぶ静かになっていました。
はぁやれやれ、マナーは守られたのか・・・と思うのは甘かったようです。
夜の１０時を過ぎても、まだドカドカと天井から音がしてきました。
それも、一度と言わず、二度三度と。
今度はフロントに電話を掛け、夜は静かにするように伝えてくれとお願いしました。
“見回ります”とのことでしたが、さすがに深夜は大人しくなりました。
が、眠れなかったのは早朝です。
朝の４時５時から、夕べと変わらないドカドカ音が響き、その都度目が覚めて、そんなワケで良い眠りにならなかったのでした。
それにしても、女子が一人や二人走ったからといって、下の階でドカドカと音がするとは、このホテルの建築はそこそこってことでしょうか・・・。
普段ならともかく、今回はめっちゃ疲れていたので、体に応えました・・・。

そんなワケで、朝食はしっかり摂りましょう！
エネルギー源となる、ブドウ糖を多く含む食品を選び、脳の栄養コリンが豊富な卵をいただく、たっぷりのメニューです。
昨日よりは体もだいぶ元気を取り戻しています。
本当に、精神的な疲れは免疫力に影響を与えるだけに、体はかなりのダメージを喰らっていたことでしょう。
まだ、いつものシャッキリが戻っていませんでした。
デザートにフルーツもいただいて、エネルギー満タンで打ち合わせに出発です。
現場では、大工さん達が朝からせっせと働いてくれていました。
皆さんにご挨拶すると、元気な笑顔が返ってきました。ありがたいです。
昨日の電気系統削減した変更は、やはり既に配線済みとのこと。
担当さんは、“どうにかします”を繰り返しています。
本当ですよね？
一応今は、信用して待つことにしていますので、気持ち良く打ち合わせをしました。
暫くすると、造園業者のSさんがやって来てくれました。
これまで、電話では何回かお話ししましたが、直接お目にかかるのは初めてです。
元気で気のよさそうなおっちゃんです。
家の追加が出ているので、庭には力入れられなくなったと伝えると、“必要最低限のことはしましょう”とアイデアを出してくれました。
が、それでも、玄関やアプローチなど、セミナー会場とするために必要なことには、やっぱり大夫費用がかかります。
む〜、予算よりは下げてくれましたが、もっと下げないと家の方から幾らと言われるか分からないのでどうしたもんか・・・。
取りあえず、もっと家が建ってから庭全体を見て、それから考えましょうと言うことになりました。
家の引き渡しが遅れると、造園さんとしても、植える木を既に用意し始めているので、いつになるかで樹木の世話が一手間増えると話されていました。
それでも、５月上旬ならギリギリ木も待てるとのことでした。
ありがたいお言葉です。
それに、こっちとあっちに木を植えて・・・と、全体を見て提案してくれる庭造りのアイデアがセンスが良くて、きっと素敵にしていただけるだろうと言う確信を得ました。
とても信頼できそうな方で、本当に良かったです。

足場が組まれている我が家。
色々心労になっていたことが決着し、引き渡しもひどく遅れないで済みそう（？？）な“気配”がして、ひとまずこれで帰ることにしました。
綺麗な立ち姿の我が家は、イメージ通りのエレガントぶり。
やっぱり、ログハウスにして良かった。
きっと最後に、工務店の担当さんにも、心からの御礼が言えるものと信じて、前を向いて進みましょう。

我が家の南西の角に、門松が自生しています。
なんと縁起の良い土地か！と、購入を決めるときに思ったものです。
南西の角は裏鬼門ですが、ここに縁起の良い松があることで、裏鬼門の凶相を緩和してくれています。
ここから家を眺めると、何とも良い感じです。
いよいよ今月は、建築の最後段階。
また直ぐに見に行くことになりますが、次はどんな姿で迎えてくれるのか、とても楽しみです。
予定をすべて終えて、帰り道、いつものみそぎ神社さんへ御礼のお参りに行きました。
いつ行っても静かで清らかな境内。
本殿横のお守り売り場には、地鎮祭でお世話になった巫女さんが座って居られました。
ご挨拶をすると、とても柔らかな笑顔で会釈をして下さいました。
本殿に進み、お賽銭を入れて、二拝二拍手、そしてしっかりと感謝を述べた後、これからの心づもりと決意を語らせていただきました。
そろそろ祈りのすべてが終わろうとした時、また、前方から涼やかな風がスーッと吹き寄せて来ました。
ありがたいです。私の決意は聞いていただけた。
だからと言って、そうなるように手助けをしてくれると言うわけではありません。
見守っていただけると言うことは、ここでの誓い、自分に対して自分は真から約束が出来たと言うこと。
私は、私に、真っ直ぐに向き合えていると言うことなのです。
お参りが終わったら、いつもの食事処で、みそぎ神社名物の蕎麦をいただきます。
お店にはいると、ご近所さんのK氏がやーやーとやって来て、我が家の建築ぶりについてのレポートを語り始めました。
いつも、ご自宅の２階から我が家を見て、今日はどこまで進んだな〜とか、大工さんのトンカチの音を聞いて、どんな具合だとか見ているのだとのことでした。
“知り合いの家となると、気になって毎日見ているよ”と、ありがたい見張り番みたいな人です。
そして、“その前の家の時は、夜の９時過ぎまでやってて、かなりやっつけ的な仕事してるな〜と思ったけど、お宅の場合は、遅くても８時頃にはしまっているから、大丈夫だと思うけどね〜”と。
何でも、お父様が大工さんだったらしく、昔は照明も良くなかったので、夜の釘打ちは間違いが起こり、してはいけないと子供の頃よく聞かされたそうなのです。
そんなことから、我が家の建築が無理をした建て方をしていないか、気になって見ていると話して下さいました。
そして、“ちゃんと見ているから心配ないよ”と、疲れた私の心に温かい労いを下さったのでした。
今回の出来事といきさつを簡単に伝えると、最初入ってきたときに、私がいつになく気力が失われているのでどうしたのかと思ったけど、そうだったのかーと言われました。
流石名人！　分かりましたか。
そうでしょう〜、もう死にそうだったのです〜と言うと、“家が建ったら、もうこっちは元気になることだけだからね。”と。
帰京する最後に、名人の温かい言葉に癒され、ありがたい再会となりました。
さて、今回は人生最大の決戦と思うほど、大変な思いをしましたが、とにかくここでひと仕切りです。
皆さんと神社の神様に感謝して、元気に帰りましょう。
合掌。

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