子供の頃に大好きだった、グループサウンズと言われたアイドルグループ『ザ・タイガース』が、復活しました。
そう、今でも大好きなジュリーのいたグループです。
当時、グループサウンズを見に行くなどと、不良のすることと言われ、学校からは禁止され、両親からは理解されず、とうとう解散するまで、殆ど見に行けなかったのです。
今でもそうかも知れませんが、子供達が夢中になると、大人達はそれを押さえ込もうとします。
若い頃というのは、オーラビカビカ、エネルギーバリッバリ、パワーいっぱいなのですから、何をするにもマックスまで突っ走るものです。
特に、情熱的な性格の子供など、親がそうでないと誤解され押さえ込まれ、個性を叩きのめしてしまうほどです。
私の子供時代は、とにかく好奇心が旺盛で、なんでも興味を持つと、出かけていって、自分の目で見て、体験して、それでしか納得ができませんでした。
それは今でも同じで、経済的な自由を手にしてからは、本当に思うままに行動してきました。
さて、話しは戻って、タイガースは、１９７１年に解散してしまいます。
私が大人になって、自由にお金が使えるようになるのを待ってくれず、憧れに近づくことができないまま、大きな哀しさを残してしまっていました。
そんなジュリーのコンサートには、大人になるやいなや、どんどん出かけて行きましたが、タイガースにはもう会えなかったのです。
そ、そ、それがーーー！！
今年、メンバーの一人を除いて、４人が揃ってコンサートを行ってくれたのです。
もう、この計画を知った、２年前あたりから、心待ちにしていた日。
有楽町の国際フォーラムで、５０００人も収容する大ホールで、ザ・タイガースが復活しました！
お席がまた、良かった！
１階の端だったけど、近くで双眼鏡なしで見られる位置に。
この日のために、こっそり作ったタイガースロゴマークの入ったＴシャツ、どうです、素敵でしょ〜〜〜！！
ジュリーを通して知りあった“ジュリ友”もたくさんできて、今日は復活を祝ってランチからスタートです。
コンサートが始まるやいなや、会場は総立ち！
私は乙女帰りを果たし、めでたく絶叫の連続。
うぎゃ〜〜〜〜〜！！！！ジュリーーーーー！！
は〜〜、こんな大声、チャクラワークくらいでしか出しませんから。
全部で２４曲とか。ま、子供の頃に覚えた歌詞ばかりですから、もう〜〜スラッスラと出てくる出てくる。
ほぼ全曲を大合唱し、すこぶる気持ちいいです。
一緒に行ったジュリ友が、私がいつになく発狂していて驚いた・・と、ぽつり。
だって、４０年間待っていたんだものっ！
ドラムは、一昨年メンバーとの交友を復活させた、慶應義塾の先生をしていた瞳みのるさん、ピーです。
そのピーが戻ってきたことも嬉しいし、いつもはクールなお芝居をしているサリーこと岸辺一徳さんがベースを弾いていることも嬉しいし、ちびっ子時代に楽屋前訪問を続けていた日々に、寡黙なジュリーの横で緊張していた私達に楽しいおしゃべりをたくさんしてくれたタローこと森本太郎さんが並んでいるのも嬉しいし。
そんな、あ〜〜懐かしいメンバーに囲まれて、センターで歌う、過去の美しい姿などどこかへぶっ飛びながらも、更にまん丸のお姿でも美しい歌声が変わらないジュリーが、今も元気で歌ってくれることが、何より嬉しいし。
大好きな人達が、元気で楽しそうにしているその姿を、こうして絶叫しながら見ていられる幸せに、酔いしれ酔いしれ、感謝いっぱいの一日が終わりました。
今日から、来年の１月２４日最終日まで、ザ・タイガースを、乙女帰りして追っかけま〜〜す！
行くで〜〜〜青春の５ヶ月。
ありがとう！
ザ・タイガース！！
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