上用賀便り

スピリチュアルヒーラー寺尾夫美子が綴る/フムアルフートスピリチュアルスクールと上用賀

ジュリーの仕事

kamiyogadayori2008-11-12

どうしてジュリーに関してのみ、狭量になっていたのかを、つくづく省みている日々です。
私は、芸能人でも有名人でも、特別視することなく、どんな人にも身近な人と同じように仕事に対する姿勢を見ていました。
立場や仕事の内容だけで、人が何かをする労力を、当たり前と見過ごしてしまいたくないからです。
と、言うよりは、とても自然な感覚として、人が働く姿勢に興味を持っていたと言う方が近いでしょうか。

例えば、学校の先生だから、都合を気遣わないでいつでも質問したり、自分の思いをぶつけていいのか。
例えば、タクシーの運転手さんだから、行き先をぶっきらぼうに言い放ち、お金を支払ったらそれで人間関係はいいのか。
人を、何かの立場とかたちで決めつけて、その人の都合や体調や気分などを見ないで居ることは、人と向き合っているのではなく、物と関わっているのと同じこと。
人の命の息吹を、感じないで居ることなど、私にはできないことなのです。

なのに、どうして、ジュリーが42年も、同じ仕事を黙々と、途絶えることなく続けているのに、私は気付かなかったのか。
ジュリーファンの心が甦ってからずっと、そのことがとても気になっているのです。
私は、どんな仕事でも、一生懸命に、黙々と、手抜きをせず、熱心に、そして続けている人が大好きです。
与えられた役目を、コツコツと飽きることもせず、中途で放り出すこともせず、続けるほどに熟達して、そんな仕事をする人が大好きなのです。

ジュリーファンの心が甦り、途切れていた期間と離れていた5年の活動を、少しずつ見つめていくと、どれだけ真っ直ぐにジュリーが仕事をしてきたのかが分かるのです。
先週FM・NHKで放送された『今日は一日ジュリー三昧』では、延々12時間に及ぶ生放送にチャレンジし、私がファンになったデビュー当時から今日までの足跡を語ってくれました。
芸能ニュースでしか知らなかった当時のいきさつや、ジュリーがどんな思いで仕事をしていたのかなど、切々と話してくれました。
話しを聞けば聞くほど、本当に申し訳なくて。
そう、メタボを理由に、やや呆れていた私は、どれだけ心の小さい心の狭いオンナだったことでしょう。
初めて聴く数年前のCDには、とても綺麗な歌詞が溢れていました。魂の輝きについて歌ったものもあり、多くの転生を終えて天に還る道のりを歌ったものさえあります。
昔の、やや好きでなかった曲は、歌詞が間男している内容ばかりが続いたとき。
まだ結婚もしていない私に向かって、どっかの奥さんと密会する歌詞や、旦那の居ない日に忍び込むなんぞは、聞いてられませんでした。
しかし、それも、いつの間にかなくなり、今は命の輝きを、命の力を歌い上げ、魂の生まれてきた目的を生きようと語りかける歌詞さえあります。
綺麗な歌声は、やや太い声になっているものの、磨き上げられた歌唱力は、一段と素晴らしく、そして、心を打つ響きがあるのです。
こんなに凄いエンターテナーのファンだったのです。
与えられた才能をコツコツと磨き上げ、与えられた仕事を粛々と続け、42年も人々を魅了している素晴らしい人でした。
現役で活躍しているうちに気づけて良かったです。
崇めすぎて居たわけでないのに、当たり前の現実を見落としていたとは、本当に情けないけれど、もう暫く、もっと心の内を見つめていきたいと思います。


原因は、肥満に対しての強い拒否感が根強くあることです。
私が好む「真面目・熱心・勤勉」の裏側は、「だらしない・いいかげん・諦めている」でしょう。それを私は肥満に見てしまうのです。
しかし、そうやって、狭量になっていたのでは、視野が狭いもいいとこです。
だらしなく太った人は、おそらく今後も好きになることはないと思われますが、それによって見える物を見ないままでいないようにはしたいと思います。
は〜、今日は長くなりました。
合掌。



まだまだガンガンやってくれるジュリー
NHK『SONGS』放送から
http://jp.youtube.com/watch?v=qXrELysnByE



■寺尾夫美子公式サイト  フムアルフート
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