上用賀便り

スピリチュアルヒーラー寺尾夫美子が綴る/フムアルフートスピリチュアルスクールと上用賀

久々のベーシッククラスで気付いたこと

kamiyogadayori2016-07-10

今日は久々のベーシッククラス。
通常、隔月開講ですが、5月をスキップしたので、4ヶ月ぶりです。
お待ちかねだったのか、定員以上の皆さんがやって来てくれました。
さあ、今日はどんな出会いがあるのでしょう〜〜と楽しみにしていましたが、ヒーリングルームに入ってビックリ!
目に見えている人数以上の人達がひしめき合っていました。
エネルギーは重くどよ〜んとしていて、いわゆる霊障持ち独特の状態です。
お盆が近いせいか、この頃になると“どうにかしてくれ〜”的な存在達が集まってくる、霊媒体質の私の身辺・・・。
もうこの体質にはうんざりするのですが、私の先生に言わせると「成仏させてあげなさい」です。
この霊媒体質は、子供の頃から問題だらけで、身に覚えの無い感情をいちいち味合うのですから、たまったもんじゃありません。
それでも、ヒーラーになった当初は、こちらの方面を封印していたので、快適でした。
ヒーラーになって暫くすると、もっと先へ進みたくなり、よしっ!と覚悟を決めると、次々に押し寄せて来た憑依。
憑依などされると、体は鉛のように重くなり、エネルギーはいくら寝ても取り戻せない。
食べても寝ても、頑張って立ち上がっても、直ぐにへこたれてしまう。
疲れてしんどくて、心がどうにかなったのかーーと、もうにっちもさっちも行かなくなり、エイトスターの田村さんにおすがりして紹介して頂いたのが今の先生です。
R先生は、子供の頃から霊が見えて、生きている人と同じようにハッキリくっきりと見えてしまうことが問題だったようです。
そんなR先生も、結局にっちもさっちも行かなくなって、最後にはもう自分でどうにかすると覚悟を決められた後、霊に操られる人生を終わりにすることが叶ったと、話して下さったことがありました。
私も、しばらくの間は、何かにつけて指導を仰ぎ、直ぐにへこたれては助けて貰う、そんな繰り返しをしましたが、結局R先生と同じように、ある時を境に自分でどうにかすると覚悟を決め、必死で立ち向かったことでようやく“一段上がれた”のです。


さて、今日の皆さんに、いきなりこんな覚悟を求めても、急に理解も納得も出来るはずも無く、取りあえず基本のエナジーワークを修得していただきましょう・・・と始めた物の、あっという間にエネルギーを吸い取られ、いきなりあくびの大連発です。
私も導き手達も、“こりゃやばいぞ”とばかりに、いつも以上にエネルギーを下ろし始めてくれました。
*受講生の皆さんが吸い取ったのでは無く、皆さんに関わっていた霊的存在達が抜き取ったのです。
霊達は、生きている人のエネルギーでしか存在が叶いませんから、関わられると命の危機に陥ることさえあるのです。



アシスタントとインターンチームの皆さんは、ヒーリングルームのエネルギーがどんどん落ちていくことに早々に気付き、あの手この手でエネルギー状態の維持に努めています。
さすが、私と同様に霊媒体質の皆さんは、このままでは自分がやばいと感じ取っているようで、粛々とエネルギーワークを行っていました。

クラスのカリキュラムはどんどんと進行し、皆さんがエネルギーを流す練習となりました。
オーラを見たり、エネルギーを感じたり、今日の皆さんは吸収が速いです。
これも、霊媒体質の特徴で、そもそも微細な感覚が優れているからこそ、“あちら”に目を付けられ関わられてしまうのです。
また、人のはき出した負のエネルギーを敏感に感じ取りやすく、そのために飲み込んでしまうことも多いはずです。
造作の綺麗な女子が多かった今日の参加者さん達ですが、エネルギーが枯渇しているせいか、目の下にクマができ、顔色が優れず、まぶたが重そうで、せっかくの美しさが損なわれていました。
エネルギーをチャージするにも、溜めても溜めても抜けていく、そんな問題の真っ只中にあるのでした。

けれど、いきなりそのような説明をされても、単に脅されているように感じるだけで、真剣に良くなろうとする意欲を失わせてはいけません。
そんな皆さんの思いを叶えるために、私達は一日中、エネルギーを注ぎ続けました。
その甲斐あって、午後からは次第にオーラが明るくなり始め、セルフヒーリングを練習した後には、かなりの人達にチャクラのエネルギー循環の復活が見られました。
はぁ〜、なんとかここまで来た・・・。

セルフヒーリングをアシスタントの朋美に任せ、私は別室にて、皆さんから吐き出された未浄化の存在達が、家のどこかに隠れ込まないように、いわゆる「ちぎっては投げ、ちぎっては投げ」状態で、追い払い続けたのです。
そこそこ良くなって、ヒーリングルームに戻ってみると、まあなんと言うことでしょう。
朝、目の下にクマがあった人が、顔色が暗くくすんでいた人が、まぶたが重そうで目が小さかった人が、本来の美しい表情を取り戻して居るではありませんか!
お肌の色が明るくなって、艶まで出ているのです。
はぁ〜良かった。
それにしても、やっぱり、エネルギーは凄いですね。
拙著「ヒーリングレッスン」の冒頭に書き留めた通り、エネルギーひとつで私達の心も体も、いかようにも変えることが出来る。
それが私の開発した『フルフィルヒーリング』の極意なのです。

さて、私達の、てんやわんやのエネルギーワークをまったく知らずに、口々に「楽しかった〜」と言って帰って行った皆さん。
ここで、この日の一部始終を書き留めた理由は、私の方針転換が理由です。

それは、これまでは、初心者に対して、このような脅かすようなことを言うべきでは無いと考えていたため、そのような裏方の仕事を語らないで来ました。
しかし、今日の皆さんが、たった一日で、簡単なセルフヒーリングを行っただけで、こんなに自分が変わった・・と、喜んで頂くことは結構ですが、そうでは無いことが実際にあり、それを知らずに簡単に考えていたら、その人のためには良くないことなのです。
自分の体質から来る、エネルギートラブルの実態をしっかりと理解し、それに対応できるだけの方法を習得することが、時間がかかっても、その方が親切なはず。
私達が、どれだけのサポートをしたのか知らずに、安易に考えて居ると、あっという間に朝の顔に逆戻りです。

アシスタントの朋美も、この霊媒体質に長い間苦しみ、私のところに来てからかれこれ7年くらい経ったでしょうか、今年になってようやく霊障から脱却し始めたのです。
その道のりは、とても長いです。
しかし、その体質こそが、ヒーラー体質。
本物のヒーラーになるべくして生まれてきた魂の、生まれながらにして表してきた能力なのです。

この能力の向上は、とても大変です。
個人差はありますが、何年もかかります。
シニアインターンのかおるも、初めて会ったときはひどい霊障でやって来て、心も体もボロボロで、まるで死んでいる人の様に見えました。
私自身が、子供の頃から苦しみ続け、自分に何が起こっているのか知らないまま、憑依される度に、なんか変だと感じていた出来事が、R先生との出会いによって、ようやく事の次第が理解できたときには、ただただ悔しいばかりでした。
私の人生、まるで奪われていたんじゃないか!と言う怒り。
懸命に生きている人の生き血を吸うがごとく、エネルギーを奪い続ける霊の存在が、うっとおしくて迷惑で仕方なかった。
エネルギーを奪われると、自分の思うことがまるで手に付かず、どうにも思うように生きられない。
こんな苦しい体質など、止めてしまいたいと何度思ったことでしょう。
それでも、R先生に諭され励まされて、乗り越えることが出来たのです。
そんな一部始終を、語らなかったのは、霊障で悩む人が押し寄せて来られては困るからです。
一人のセッションのはずが、今日のベーシッククラスのように、18名の参加者のはずが、部屋に50人ばかり居る・・・となると、手に負えないからです。
それでも、魂達は、自分の問題の答えを持っている人のところへ、波動ネットワークを通じて、こうしてやって来るのですね。
そして、もっと自分らしく生きたいと、心から願っている健気な人達に、もうこれからは本当のことを伝えていこうと思いました。
ベーシッククラスで、ちらっと上澄みの汚れが取れたからって、それで止まっていたのでは、問題の解決には至りません。
もっと根本的に取り組まなければならないことが、山ほどあるのですよ。
そして、それを越えたときには、あーこんな自由な生き方があったのかーと、感動で打ち震えるほどの魂本来の力を味わえる人になるのです。

私の開発した『フルフィルヒーリング』は、エネルギートラブルの根本原因に向かってダイレクトに働きかけます。
そのエネルギーワークによって、問題が根こそぎ浮上して来ます。
だからこそ、しっかりとした覚悟と決意を持って、参加して頂きたいと思います。
今日の方々の中から、秋のスクールに上がろうかなと考えて居る人があれば、「絶対により良くなる、自分は変わる」と決意をして下さい。
私の導き手は、とてつもなく深い愛の存在ですが、愛に曇りが無いだけ、愛で無いことを選ぼうとすると容赦せず軌道修正させられます。
そんな厳しい存在に導かれた私ですから、私も常に、クラスの皆さんには強い決意で臨んでいます。
だから、本気で真剣な人だけ、参加して下さい。


クラスが終わって、インターンチーム共々、アフターミーティングを行いました。
全員くたくた、へろへろ。
かなりヤバいくらい、エネルギーを失っています。
今日の皆さんのオーラがあんなに明るくなったのですから、それだけエネルギーを投与したと言うこと。
私にとっても、こんなにエネルギーを失ったのは初めてです・・・と言えるくらい、一気に体が重くなってしまいました。
このブログも、最後まで書けず、中途でエンストです。
今日の参加者の皆さん、この実態を、出来る範囲でいいですから、理解して下さることを祈ります。
合掌。


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