【八ヶ岳でログハウス】トイレ工事が終わって

今回の八ヶ岳滞在の目的は、トイレの修正工事と収納庫の扉の修正でした。
トイレは、以前にも書きましたが、便座が部屋の中心に設置されて居らず、片方の壁際に（と言えば“寝返り打って〜♪”と歌いたい）偏って置かれていました。
昨年５月１日の引き渡しの際に、家の中を案内してまわる工務店の担当が、トイレ内に設置した温水パネルを指して、「温水パネルと干渉を避けて便器をこちら側に寄せてあります」と言いました。
む？
と思うものの、予定が狂いまくってようやく引き渡された家の、どこもかしこも次から次へと疑問だらけで、一つひとつに立ち止まって丁寧に確認する余裕がありませんでした。
しかし、いったい何の干渉を避けているのか？
トイレは１階と２階にあり、その壁際に寝返り打ちそうなトイレは２階。
１階のトイレよりも広く、幅もゆったり取っていました。
引き渡されて、何日かトイレを使う内に、そう言えば１階のトイレはもっと狭いのに、便器は部屋の中心に設置されているじゃないか？？と気付きました。
寸法を測ってみると、１階の便器は、温水パネルとそんなに離れて居らず、干渉するならこっちの方が問題です。
そこで、次に担当が来たときに、２階の便器をトイレの中心に移動して下さいと申し出ました。
すると、ネダの関係で移動は無理ですと言うではありませんか！
じゃ、干渉どうのこうのと言う話は何なのか？　
また嘘をつかれたと分かり、強くやり直しを要求しましたが、家の構造を支えるネダがトイレの中心に打たれているので、それを移動することが出来ないのだと言いました。
それからと言うもの、毎回トイレを使う度に、トイレのアシメトリーがイヤで、イヤで、しかも、窓が何故その反対側に寄っているのか？
こんな小さな部屋を、窓はあっち、便座はこっちって、なんとバランスの悪い設計かと、トイレを使う度にムカつくのでした。
さて、そんな大嘘つきの担当とのムカつく関わりを昨年の１２月に断ち切り、同じ工務店内でももちっとましな担当さんに交代して貰い、残りの修正をしてもらうことになってから、もう前のような嘘とごまかしで適当に流されることがなくなり、色々な修正が順調に進んでいます。
今回は、その、使う度にムカつくトイレについて、その新しい担当さんに相談すると、移動できるかも知れないと返答を貰ったのがこの３月。
そこから大工さんの手配と、私達の都合を調整して、今回トイレの工事が行われることになったのです。
床を剥がしてみると、ネダがトイレの真っ中心に張られていました。

ネダの右にある丸いのが便器の下水管。
トイレ内の床に打つネダを、後先考えずに中心に打つ指図をし、後から下水管を通す段になって、ありゃ〜片側に寄せるしかないか〜みたいな、成り行き任せで建てられたことが分かる構造でした。

これがやり直したネダ打ち。
途中で切って、横に枕を這わせてボルトで留め、下水管を中心に置いてそれを挟んで補強のネダを打っています。
これだと、工事前の１本ネダの時より、床は頑丈になったそうです。
ま、いいでしょう。
それから、ようやく届いた寝室のドアも、交換完了しました。
寝室のドアは、室内に内開きに設計されていたのですが、室内にあるクローゼットの扉と干渉し合って、両方開いていると通せんぼになって交通渋滞が起こっていました。
これも、引き渡し直後にドアを外開きに付け替えてもらいましたが、設置されていたドアのそのまま外に付けたので、開く方向がまたそっちで外の机とぶつかっていたのです。
ところでこのドアの付け替えに、自分が設計ミスをしていたにも関わらず、大工さんが働いたら当然対価が必要だとのたまい、付け替え費用を１万５千円も請求されました。
あの引き渡し後は、何を言っても追加料金、追加料金と言い、自分の設計ミスも、立ち会い指図ミスも認めず、本当に理不尽な金銭を請求してきました。
いちいち反論するのも面倒くさくなって、支払わなくても良い代金をいくらか払ってしまいました。
そんな経緯があっただけに、今度の担当さんには、気になっていたこと、本当のことを教えて欲しいとお願いしました。
ネダのことも、トイレの便器を部屋の中心に置くかどうするか相談の上、ネダの位置を決めることは出来なかったのかと質問したのです。
すると、それは当然出来たことですと返答されました。
あ〜やっぱり、階段も、ドアも、電気のスイッチの位置も、温水パネルの設置箇所も、とにかく全部、相談さえすれば、ちょっと立ち止まって考えてくれさえすれば、納得のゆく家が建てられたはずなのです。
とにかく、建て売りの家を買ったのではないのです。
自由設計、注文住宅なのです。
なのに、知らないうちに希望が反故にされて、知らない内に、使い勝手の悪い設えにされていて、頼んであったのに適当に変更されて、とんでもない目に遭ったのでした。
残りは収納庫の扉だけ。
それが終われば、長い長い修正工事がようやく一段落することになります。
既に１年と１ヶ月。
この月末には、最後の扉が取り付けられて、ようやく工務店とご縁が切れる。
はぁ〜あと一息だ〜。
応援して下さった皆様、お付き合いありがとうございます。
また報告させていただきますね。
合掌。

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