上用賀便り

スピリチュアルヒーラー寺尾夫美子が綴る/フムアルフートスピリチュアルスクールと上用賀

キャンピロバクター

kamiyogadayori2014-10-27

ヒマラヤの眺望が美しいロッジでの最終日、下山する頃からお腹の調子が悪くなり始めていました。
連日のスパイシーな食べ物で、ちょっと胃腸が弱ったのかな〜程度の思いだったのが、カトマンドゥのホテルに入った頃には、腹痛となり下痢をしてしまいました。
それでも、旅疲れが起こした一時的なことでしょうと考え、何となく悪い調子が続いている程度に捉えていました。
そして、帰国後。
帰宅したその日には、時差もあり早くからベッドに入り、たっぷりと睡眠が取れた翌朝には、体も軽く、お腹の調子も上向きになっていました。
ところが、ここからです。
お腹を労ろうと、消化吸収の良い食事を心がけ、早寝早起きに勤め、1日、2日と経つにつれ、お腹の具合は益々悪化。
ちょっと良くなったと油断すると、翌日には超特急の下痢に。
この一進一退を繰り返したあげくに、気分まで悪くなるので、とうとうクリニックで診てもらうことにしたのが先々週末。
そこで、胃腸が弱っているのでしょうーと言うことで、整腸薬をもらい、更に食事に気をつけているにも、まるで改善せず。
そうこうする週明けに、クリニックから電話が入り、検査に出してもらっていた細菌検査の結果、キャンピロバクターが検出されたと言われました。
何ですか〜それ?
早速ネットで調べると、「鶏や豚などの腸内にいる細菌で、少しの菌でも感染すると腸内で増殖し、次第に悪化する」とありました。
なるほど、そう言う菌に感染していたのか。
すぐにクリニックに出かけると、キャンピロバクターに効く抗生剤を処方されました。
それが先週の火曜日。
そして、本日、めでたく1週間分の薬を飲み終え、お腹の調子も安定し、これにで無罪放免となったのです。・・・多分。
さて、この下痢症状は、ヒマラヤツアーを初めて催行した2004年に、参加者の多くにみられた症状でした。
あの時は、ロッジから降りて2日間はポカラのレイクサイドに滞在していのですが、その間中ベッドに寝ていたメンバーが半数以上ありました。
現地の医師に来てもらい、診てもらって薬を処方されたものの、日本語が適当なガイドさんからは理解できる説明がなされず、みんなに何が起こっているのかはよく理解できませんでした。
それでも、多分、適切な薬を処方してくれたのでしょう。
帰国の頃には全員元気を取り戻していました。
が、現地で発病しなかった人が、帰国後に熱が出て大変だったと後から聞きました。
そんな出来事があったので、あれ以来、参加の皆さんにはいつも梅干しを日数分持参してもらい、現地では毎日一粒を食べてもらい、その成果か、ずっとことなきを得ていたのです。
さてさて、今回は、いつもより多少スケジュールが忙しかった。
これまでのツアーでは、夕食を5時半にし、8時半から9時には休んでいたのに、今回はうっかり6時の夕食になり、毎日やや遅れ気味でスタートしていたため、連日10時過ぎに就寝することになっていました。
日の出に合わせ5時に起床する山でのスケジュールをこなしていると、毎日6時間ちょっとしか休めてなかったのです。
そんなこんなが重なって、現地の衛生事情の悪い環境で調理された食事に、私を含め、数名の免疫力が負けてしまったのでした。
10年も経って、やっと10年前の皆さんに起こったことの一部始終が理解されました。
今回は、私と夫と、華が、一番状態が悪かったのですが、やはり、ツアーの取り仕切りやお世話係をしていたことが、心身の負担になっていたようです。
参加の皆さんに連絡をとって感染を知らせると、帰国後に高熱を出してダウンした人もありました。
この経緯も、2004年の時と、とても似ています。
何はともあれ、全員今は大変元気。
何より、ヒマラヤからいただいた波動の高いエネルギーで、心の成長は一気に進んだことが良かったです。
多分、このヒマラヤエネルギーがあったからこそ、キャンピロバクター菌にも、もっとひどく感染しなくて済んだのかもと思っているところです。
さて、明日から八ヶ岳の計画でした。
が、やっと薬を飲み終えたばかりで、イマイチしゃきっとしないため、こんな時はあっさり延期にしましょうか。
行く気がしない、ちょっと休みたい、行くのがおっくう・・。
何かをするとき、こんな気持ちになることはよくあることですが、怠け心として克服しなければならないときは、おっくうでも思考と行動力が割合しゃきっとしているもの。
今回のように、その原因が体の重さから来ていると感じるときは、体を労って養生しましょう。
そんなわけで、明日は、とても久しぶりの休日とすることにしました。


キャンピロバクターは、鶏肉や豚肉を調理する際に、生の肉を調理したまな板や包丁、それを挟んだ箸などを、丁寧に洗うことで防げます。
火を通してしまえば滅菌されるので、良く火を通して調理しておけば心配ありません。
まな板や包丁など、肉類の調理後は、洗剤で良く洗い、熱湯をかけて片付けるようにしましょう。
ネパールのロッジでは、お料理はすべて良く火が通っていましたが、おそらく調理場でのまな板や包丁から菌が付着したのかと思われます。
日本の食材は衛生的ですが、それでも体力が落ちているときや、ハードなスケジュールをこなしているときは、気をつけましょう。
合掌。







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