台風１８号に見送られ、台風１９号に迎えられて、昨日ネパールから帰国しました。
台風の到来で危ぶまれたフライトは、離陸の際に多少の揺れがあったものの、後の空は快適で、３年ぶりのネパールは活気に溢れて迎えてくれました。
前回と同じ、ミヌさんと言う女性の添乗員さんに迎えられて、宿泊先のホテルに入ったのは、日本時間では既に深夜の３時を回っていました。
あちこちで少しずつの遅れがあり、全員へとへとになってのベッドインでしたが、翌朝は全員スッキリとした顔立ちで、いよいよマチャプチャレの待つポカラへ向かいます。
フライト前に、ちょっとだけカトマンドゥはタメル地区に入りましたが、車やオートバイが著しく増えていて、道はごった返しでした。
相変わらずの騒音に、ネパール独特の雰囲気が漂い、旅の始まりを活気づけてくれました。
この日の朝、少し雨が降りましたが、搭乗頃になると空は晴れ、快適なフライトとなりました。
ただ、せっかく右の窓側に席が取れ、ヒマラヤの登場を待ち望んでいた皆さんには残念でしたが、朝の雨が大きな雲を作り、山は拝めず。
ポカラでは、ペワ湖のほとりであるレイクサイドで宿泊ですが、もう何年も来る度に泊まるトレックオテルです。
このところ、中国からの観光客がべらぼうに増えたことで、以前は好きな部屋に入れたのに、もう今回は良い部屋は残っていませんでした。
その中でも、眺望の良い部屋に、新しい参加者さん達は入ることができましたが、アシスタントの華と私達が入った部屋は、なんと、シャワーのお湯が出ませんでした。
ガイドのミヌさんと華と一緒に、フロントでその旨伝え、どうにかするように要望するも、若いネパリーの男性は、ぬるぬるとした対応を続け、部屋替えを強く要求するのに応えません。
それにかれこれ１時間も費やし、そうでなくても疲れていたのに、このことでへとへとになりました。
そこへ、いつまでも何しているのかと出てきた夫が、強く「なんでさっさと部屋を変えないんだ！！」と怒鳴ると、ようやくアタフタして、お湯の出る部屋でお風呂を使ってくれと鍵を出してきました。
この対応には、ホテルマンとしての気構えも何も感じられず、翌朝のチェックアウトでは、チップを激減させて渡しました。
移動疲れが溜まっているところに、大変しんどいことでした。
さて、この時、疲労が重なったことが、私と華の最後に大きな影響を与えることとなりました。
翌朝は、お待ちかねのマチャプチャレが一望できるマウンテンロッジへの移動です。
ネパールの田舎町をドライブすること４０分。
山道をくねくねと登っていくと、いつも宿泊する眺望の美しいロッジに到着です。
ここに入ると、参加の皆さんは、いつも「うわ〜〜！」と歓声を上げて喜びます。
待っていたのは、美味しいお昼ご飯と、懐かしいスタッフ達。
３年ぶりに会うメンバーは、ほぼ全員同じ。
ナマステ〜〜〜と声を掛け合いました。
さて、旅の詳細はまた後ほどとして、最後の曼荼羅店にて。
“自分の曼荼羅が欲しいっ！”
と言って参加したみゆき共々、自分の曼荼羅を見分ける力を旅の体験を通して目覚めさせ、見事に自分だけの１点を選びました。
筒状に巻かれた曼荼羅を手にしての記念撮影です。
今回も、ネパールにゆかりのある過去生を思い出した面々。
その転生の重さと意味深さとを感じ入り、カルマを癒やす旅となりました。
その大きなお話も、また時間のあるときにご紹介しましょう。
まずは無事の帰国報告まで。
合掌。
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