上用賀便り

スピリチュアルヒーラー寺尾夫美子が綴る/フムアルフートスピリチュアルスクールと上用賀

任侠ヘルパー

kamiyogadayori2009-08-05

泥酔事件のあったことを忘れてしまうほど、ツヨポンこと草磲君が大活躍している。
ポン酢醤油のコマーシャルを皮切りに、トヨタレンタカーもアリエールも、最低人間呼ばわれされて“降ろされた”地デジのイメージキャラまで復活(無償で引き受けているらしい)した。
自然に復帰したかのような印象が残るのは、事件から謹慎、そして復活までの一連の対応が、誰もが納得のゆくような筋の通し方だったからではないかと思う。
事件直後には、間髪入れずに謝罪会見をし、同情が湧くほど真摯な態度で過ちを詫び、言い訳を一切しなかった。きっともの凄く辛かっただろうと思うけど、しっかりと向き合い、逃げずに立ち向かい乗り越えた。あっぱれである。
本当に強い人だ、それでまた強くなっただろうと思う。
そんなツヨポンが連ドラの主役をやっている。フジテレビの『任侠ヘルパー』は、私が大好きなタイプのストーリー展開で、見る度にスッキリする。
関東の暴力団組長達が、幹部候補テストだと言われて老人ホームのヘルパーになる。むちゃくちゃ強引なストーリー設定で、すこぶる現実離れしているが、そのミスマッチぶりが面白い。
ストーリーは、荒くれの組長達がやや敵対視しながら、次第に互いのいいところを認め始め、おそらく最後には皆が深い信頼関係を築くのではないだろうか。
毎回のストーリーも、きちっと決まる。問題が起こり、皆が関わらないように傍観しようとするが、つい手助けしてしまい、結果、協力し合って問題を解決する。
まさしくハッピーエンド的、ヒーローものが大好きな私好みのお話なのだ。
ときどき、人生訓みたいな台詞が語られるのもなかなかいい。
前回は、いじめられていたちびっ子が相手に暴力を振るって、主役のツヨポンにさとされる台詞。
「遠足は、おうちに帰るまでが遠足だろ。ケンカは、仲直りするまでがケンカだ。」
ちびっ子は、その言葉が心に響き、意を決していじめられた相手に向きあい、仲直りする。う〜ん、素晴らしい。
心を閉ざしていた人達が、歩み寄り、理解し合い、心を通い合わせて互いの魅力を讃え合う。
人間関係は、これに尽きると思う。人と人が向きあう、理想の姿がそこにあり、そこが私の好きなところなのだ。
そこまで行って、人は成長し、生まれてきた目的が果たされると思うからだ。
遠足は・・・、人間関係は、出会い、関わり、心を通い合わせ、互いを讃え合うまでが遠足だろ・・・、かな〜。
毎週木曜日、夜10時から。これから見ても、まだまだ楽しい。ぜひ見てみて下さい。
合掌。



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