東京都食育フェア - 上用賀便り

kamiyogadayori2008-10-13

馬事公苑前のケヤキ広場にて、食育についてのフェアが開催されていました。
なんと、入り口に牛がいて、まさにそこで“乳搾り”が行われるのです。
たくさんのちびっ子達が、手を洗って、乳搾りにチャレンジしようとしていました。

音楽などのパフォーマンスもあって、家が近い我が家では、一昨日から太鼓の音や笛の音が聞こえていました。
今日は、大きな和太鼓が演奏されていて、威勢のよいお兄ちゃん達が楽しそうに演奏していました。
ドンドンと響く太鼓の音が、なんともいい感じで、“秋祭り”を思い出しますね。

『食』に関する様々なブースが出ていましたが、無農薬の穀類から野菜まで、食べることの大切さを教えてくれています。
食物自給率が、日本は４０％程度とか。最近はこの話題をよく耳にします。
最近、国の政策によって自給率を上げたキューバの話しをテレビで見ましたが、以前は日本と同じ４０％程度だったのが、現在では７５％程（正確な数字は未確認です）になったと伝えていました。確か、１０年以上かかったと言っていたような。
今の日本は、安いからとあまりに輸入に頼りすぎていて、国内の生産が衰えるのも無理はありません。
それには私達は、まず国内産を買うように努力すること。
食材も加工品も、国産を選び続けていくことで、国内の生産者さん達を支えられるのではないかと思います。
我が家は「大地の会」に入っているので、食料は全て国産。
足りない物を買うときには、スーパーでもどこでも、国産を選ぶようにしています。
特に、ヒーリング的に言うと、生まれ育った土地のものをいただくことが、大地にグラウンディングしやすく、現実を力強く生きることに繋がります。

料理研究家の方が、実演調理してくれていたのが、さつま芋のきんぴら。
カルシウムが豊富で、体にいいと教えてくれました。
千切りにしたさつま芋とチリメンジャコを炒めて、お砂糖と醤油、黒ごまで味付けした、とってもシンプルなお料理。
試食させていただきましたが、とっても美味しく、直ぐに作れるのでお薦めです。