久しぶりに会った友人が、MY箸を持っている。
「あなたもエコを始めたのね」と言うと、自分はエコなど興味がないしエゴでいいと言い切る。
さて、ではどうしてと理由を聞くと、割り箸が怖いからだと。
食通の友人は、とあるところで食事をしたそうだ。だが、そこで割り箸で食べ始めると、割り箸から変な薬品の味がしてきて、せっかくの美味しいと名高い料理の味が台無しになってしまったとか。
調べると、日本の割り箸の殆どが中国製で、その製造過程では多量の漂白剤と消毒剤とが使われ、汁物などをいただいたりすると溶け出して体内に入るらしい。それが食べ物のまずさとなって、彼は自前の箸を持つに至ったそうなのだ。
しかし、結果的にはエコ。
彼の場合は、健康管理など興味がないらしいが、自分の健康を考えないまでも、美味しいものを美味しくいただこうとするだけで健康管理にはなる。
“美味しい”を選ぶことこそ、究極の健康管理なのだから。それによって、使い捨ての割り箸も、少しは消費が減るというもの。
添加物や保存料なども、食品をまずくさせる一因になっているし、それを避けることで環境問題にも関係してくる。
私達はエコというと、やや気負いすぎているのではないかと思う。
もっと自然に、自分の為によいと思うことを、思うままにするだけで、本来はエコになるはずなのだ。
自分を大切にする。それは地球を大切にすることになるはず。
彼のエゴは、決してネガティブなエゴではなく、大変ポジティブなことだと感じた。
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