お向かいの解体工事

kamiyogadayori2013-08-03

お向かいにあった植木屋さんが、土地の一部を売却することになって、建坪率がどうのこうのと言うことで、東の端に建っていた３階建てのビルを取り壊すことに決まったのが今年の春。
解体工事が７月中旬から始まり、連日の騒音と振動で辟易する毎日です。
が、オフィスの窓から見ていると、解体工事の重機トラックが、何とも器用にビルを壊していくのです。
しかも、壊されたコンクリートの間には鉄骨が入っていますが、それと壊れたコンクリートを振り分け、右に左にと分別していくのです。
それは、重機トラックが器用なのではなく、それを運転している操縦者さんの腕前が優れていると言うことなのですが。
地盤の緩い上用賀で、大きなトラックがビルを解体するともなると、まぁ〜なんと揺れること。
あの、3.11の時よりも揺れていると感じるのです。
朝の８時半から、とにかく揺れる。
家中が揺れる。もう〜〜、もの凄く揺れるのです。
それで、あんまり揺れるので窓から覗くと、そのトラックが、鉄骨を振り分けた後に、鉄骨ばかりを挟んでは外し挟んでは外ししているのです。
何をしているのかと暫く見ていると、その鉄骨を、小さくまとめようと押しつぶしているのでした。
そのまた器用なこと。
細かな作業を、繰り返し繰り返し続け、何回かすると、圧縮したみたいに小さくなるのです。
凄い技術です。

さて、７月２４日に、ビルが半部以上小さくなったので、写真を撮っておきました。
これは、２階の壁が１／４程残っているところ。

そして、７月末には、とうとうビルの壁は全部取り崩されて、次はどうかと見ていると、今日から地面を掘っています。
ビルの基礎部分の解体に突入したようです。
は〜、しかし、ウルサイのも大変きついのですが、砕けたコンクリートの粉塵が、窓を閉め切っていても入り込んで来るのです。
コンクリートは、こんな臭いなのか・・・と、ふむふむと思いながらも、お向かい側の部屋にいると喉が痛くなるので、ここには居られません。
まだ８月いっぱいはかかるとのこと・・。
この夏は、家に風も通せず、暑い夏を過ごしています。
合掌。