上用賀便り

スピリチュアルヒーラー寺尾夫美子が綴る/フムアルフートスピリチュアルスクールと上用賀

この頃の野良猫事情

kamiyogadayori2015-11-26

ご近所のある人が、捨て猫が可愛そうだからと餌を与え始めました。
わざわざ保健所に行って、処分されそうだった犬や猫を引き取って来て、犬は繋いで、猫は放し飼いにされました。
その中の1匹の猫が、我が家の玄関に、毎朝ウンチをするようになりました。
始めは、犬のお散歩に出ている人が、犬に好き勝手なところでウンチをさせているのかと思い、区に相談しました。
すると、そのような場合は、「ペットの糞は持ち帰りましょう」と言うプレートを貼ると、飼い主も遠慮するので避けられますよと言ってプレートを下さいました。
ところが、一向に止まらないので、ビデオを設置し録画したところ、お向かいの猫が我が家の玄関でウンチをしているのが収録されました。
そのお宅には、親しくご近所付き合いをさせていただいていたことで、直接お願いすることが出来、その後はそちらできちんとお世話をして下さることとなりました。
それから暫くすると、見慣れぬ猫が1匹、2匹と、数年の間にご近所をうろつく猫の数が増え始めました。
そして、この春頃には、ざっと見ただけで5〜6匹居るようになりました。
我が家の庭にも、それらの猫がたむろするようになり、気がつくといつも庭に猫が居る状態になりました。
次第に、猫の屎尿の匂いが漂うようになり、いよいよ世田谷区に相談したのです。
相談してみて分かったことは、もっと早くに持ちかけるべきだったと言うことです。
私は、そのような事を保健所に相談すると、あっという間に処分されてしまうと思っていたのです。
要するに、保健所に言うと言うことは、その動物の未来がなくなると言うことです・・・と、思っていたのです。
が、そうではないことを、スクール77期生のかこちゃんが教えてくれました。
きちんとお世話をし、これ以上増やさないように避妊と去勢をさせ、地域で見守りながら不幸な犬猫を増やさないようにする活動があると言うのです。
早速、世田谷区の保健所が音頭を取って、我が上用賀4丁目地区でのコミュニティが発足しました。
町内会で会合を開き、餌やりをしているお宅を特定し、そのお宅には責任をもって病院に連れて行って貰うことが決まりました。
とても速やかな動きに、さすが世田谷区と喜んだものです。
さて、本題はここからです。
野放しにされていて、餌だけ与えていた期間が長すぎて、いきなり子猫が5匹も生まれました。
その小さくて可愛い姿には、誰もが目を細め哀願したいと思った事でしょう。
ご近所にそのような方が居られ、子猫たちに餌を与え始めました。
子猫とその親猫の合計7匹は、そのお宅の庭にたむろし、常にうろつく状態となりました。
そのお宅の管理会社さんを通し、地域のコミュニティでお世話をしているので、餌を与えないでくれないかとお願いして貰いました。
また、与えるなら、きちんと病院に連れて行き、健康診断と去勢手術を責任を持って果たして欲しい旨伝えていただいたのです。
管理会社からは、区の活動は理解されたことと、病院には連れて行けないので餌やりはもうしないとおっしゃったと回答がありました。
が、そのお宅は餌やりを止めるどころか、暫くすると犬小屋を庭に設置し、いよいよ本格的な7匹の住まいとなったのです。
地域で餌やりを担当しているお宅から、道を挟んでそのお宅までの一帯が、猫の屎尿被害を被ることとなりました。
更に困ったことに、生まれた子猫も成猫となり、発情を始め、子猫に雄雌猫が寄りつくようになり、数えると9匹もの猫が集まっています。
そして、時々、餌の奪い合いなのか、猫の縄張り争いか、それとも、雌猫を雄猫が取り合っているのか、我が家の庭で猫の大乱闘も勃発するようになりました。
このまま放置すると、また直ぐに子猫が生まれかねません。
そしていよいよ猫屋敷となるのでしょうか。
動物を愛護することは心豊かなことです。
ペットを飼うことに、誰もが心の安らぎを得ることでしょう。
しかし、野良猫をきちんと飼うでもなく、健康管理をしてやるでもなく、ただ可愛いだけで手なずけることの身勝手にはどうしても理解ができません。
*写真:庭のフェンス越しに、9匹の猫が餌に集まるところ


マザーテレサコルカタにある孤児院を訪れた時、孤児達に会う前にシスターから言い渡されたこと。
「ここの子供達は、捨てられたり置き去りにされたり、様々な事情で孤児になりました。
けれど、とても純粋で愛くるしい子達です。
あなた方には、とても愛おしく写ることでしょう。
けれど、可愛がったり、一緒に遊んだり、抱いたり、決してしないで下さい。
あなた方は直ぐに立ち去って行く人達です。
心を通い合わせた子供達が、あなた方が去るときにとても悲しみ、いつまでも窓から手を振って、行ってしまうと泣くのです。
どうか、可愛がりたいと言う自分本位な心で、子供達に悲しい思いをさせないで下さい。」

野良猫を可愛がるその人の姿に、シスターの言葉が思い出されました。
合掌。






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