上用賀便り

スピリチュアルヒーラー寺尾夫美子が綴る/フムアルフートスピリチュアルスクールと上用賀

伊達の十役

kamiyogadayori2010-01-13

海老蔵さんの『伊達の十役』を見てきました。
早変わり、合計50回近く、全10役を、もの凄い速さで入れ替わり立ち替わり!
あまりの素早さに、会場からは何度もどよめきがありました。
今、ノリにのっている海老蔵さんの、大きなチャレンジとあって、会場は大満員です。
さて、お話しが面白いことと、めまぐるしく入れ替わる姿と役の演じ分けと、一気に引き込まれました。
全長5時間半の長丁場も、飽きることなくどんどんと進み、素晴らしいのひと言です。
そして、何より驚くのが、見事な転生ぶりの海老蔵さん。

たまたま役者の家に生まれたのでなどないと、あの見事な演技力と、写楽が描いたような典型的な歌舞伎役者の顔立ちとから、容易に理解できること。
前生でも歌舞伎の世界にいた魂なのでしょう。今生では、より完成度の高い転生をと生まれてきた、魂のパワーを感じ、感心することしきりでした。
本当に、素晴らしかった!!
歌舞伎を見るのが初めての夫は、当日になって5時間半あるのよと聞かされて、絶句しておりましたが、幕の内と呼ばれているお弁当が、幕間に食べることがからだと知って頷いておりました。
本当に長丁場なので、お弁当もおやつも必須ですが、今では普通に売店で売られ、普通にお席で食べ、昔の風情は特になし。
ただ、桟敷席だけが、テーブルにお茶付きで、少し名残が残っていましたね。

さて、海老蔵さんの成田屋自慢の“にらみ”は、もの凄い迫力です!
あの“にらみ”で、邪鬼も貧乏神もぶっ飛ばされ、縁起が良いらしいので、しっかりとオーラ全体を“にらみ”の方向に向け、運気上昇祈願もついでにちゃっかり行っておきました。
ありがたいありがたい。
合掌。



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