昨晩NHKで放送された、沢田研二さんが出演のSONGSを見ました。
私も、最近は嵐に夢中ですが、実はジュリーファン。タイガースを解散してからもう３７年も経ったそうな・・・・。
最後に見たのは、５〜６年前でしょうか。渋谷で志村けんさんと共演された舞台でした。
＊その時の上用賀便りはこちら→ ２００３年７月２１日です。 http://www.fumalhut.com/fromfumiko/kamiyouga/2003-02.html
そこでちょービックリ！ めちゃくちゃ太ったジュリーを見たのです。
全身まん丸のボニョ状態。ほっぺから首までが一直線。首はどこに行ってしまったの・・・・。
太るまでは我慢しても、あの美しかったテノールが伸びなくなっている。
私はガッカリしました。そうでなくても怠慢に太る人がイヤなのに、歌声までかすれてしまったのでは、もう見たくなくなりました。
往年のジュリーファン達も、あまりのメタボに呆れているとのことで、本当は応援したいけどガッカリするのがイヤで、とうとう見に行くのを止めてしまいました。
久しぶりにテレビの特集だということで、昨日はこわごわ見たような感じだったのです。
何万回と聞き覚えた歌声ですから、あ〜ここで声が伸びていない・・・、あのビブラートがない・・・・と、始めは諦めの境地だったのが、元メンバー達とお話をされていたり、新しい曲を披露したりされているのを見る内に、自分が間違っていたことに気付きました。
年を取っても、天から授かった美声と容姿を維持していて欲しかった。ファンなら望むところでしょう。
でも、その前に忘れていたこと。
今も現役で頑張ってくれていること。こうしてテレビに出て、懐かしい曲を聴かせてくれること。なんとありがたいことでしょう。
そんなことも気付かずに、太いだの声が悪いだのと文句を言って、それではファンとは言えませんね。
歌声は、５〜６年前の肥満かすれ声よりはマシになっていて、それでもやっぱり元々上手い人ですから心に響いてきました。
新曲は、共に青春を過ごした頃に思いを馳せた詞に、ジュリー独特の高音が伸びるメロディラインになっていて、う〜ん、やっぱり好きです。
番組が終わるのが名残惜しく、最後まで真剣に、感動して見ました。
やっぱり私の青春はここにある。
心から反省し、傲慢にもデブを許し、還暦を迎えてもなお現役で歌ってくれるジュリーに、心から感謝したのでした。
さて、早速、ファンクラブに連絡して（元より会員です）、年末の東京ドームを取ることに決めたのでした。
合掌。
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■過去の「上用賀便り」公式サイト内
２００２年７月〜２００７年５月まで
http://www.fumalhut.com/fromfumiko/kamiyouga/index.html
