今日はお天気に恵まれて、もの凄く気持ちよい朝を迎えました。
昨日の寒さはどこへやら、お昼にかけてどんどん暑くなっていきました。
さて、昨日、今回のテーマが「完璧主義」指向であることが判明した皆さんでしたが、このお天気でどんどん進むかと思いきや、朝からどんよりムードです。
まず、最初のシェア。
昨日から今朝まで、テーマを見つけて、気持ちよい山で眠って、どんな気持ちでしょうか〜と問いかけると、無ご〜〜〜〜ん。
今回の参加者は、スクールでの仲間のみ。
一年間、一緒に学び、一緒に体験し、心を近づけ合った信頼のおける人達ではないですか？
にもかかわらず、何をそんなに構え、様子をうかがい、目くばせのような違うような、人を見回しては黙る。
なんですか？それ？？
どうやら、単なる完璧主義思考では無く、『リスク回避型完璧主義』だったようです。
リスク回避型は、完璧を求めるにあたって、そこにあるすべてのリスクに手を打って置かなければならないと思うたち。
もし、リスク対策をせず進み、まさかの問題発生となると、とても耐えられない心が折れてしまう、そんな怖いこと絶対にイヤだし、恥ずかしい思いなど絶対にしたくない・・・と、そんな小さい心が常に危険を回避するために必死に考える人。
既に見つかった心の癖を、これからみんなで力を合わせ、カリキュラムを使いながら、楽しく快適に紐解いて行こうとしていると言うのに、のっけからもう立ち止まっています。
自分から話そうとしない、自分から進んで自分の問題に取り組もうとしない、自分で答えを見つけ出そうと動かない・・・と、そんな人に対して、トレーナーたる私としては手も足も出ません。
そもそも、自分から進んで自分に取り組もうと思う人がここに居るはず。
にも関わらず、まるで自覚がないままに、リスクを感じ取って逃げの一手を決めているのです。
まさに、このことの方が、皆さんにとっての本当のテーマでしょう。
さて、そう言うことなら、そこからどうやって出てこようと思わせるか。
ま、それはあれこれ手を尽くし、じわじわと追い込むことはお手の物ではあるのですが、自分で動かないのでもの凄くエネルギーを消耗します。
何を投げかけても、むご〜〜〜ん。
話しかけても、直ぐにだんまり〜〜〜。
それだけ、この人たちの恐れと抵抗が大きいことが分かります。
これだけ抵抗が大きいと、最終日までに目的地に到達できるのか・・・と、一瞬考えもしますが、このまま放置したらそうなるでしょう。
だんまりにも無言にも、カリキュラムをどんどん進め、後は自分で見つけてね〜としても、ワーク自体は完了します。
けれど、それでは私自身のこの仕事に就いている志が叶いません。
さてどうするか・・・と、今日の一日は、皆さんの抵抗と押し問答をしているかのような時間でした。
こんなんで、参加者の皆さんは、参加した目的を果たせるのか？
また、自分が目的を持って参加しているにもかかわらず、その目的を出来るだけ見ないようにしていることなど、気付きもしないでいるのでしょうね。
本当に、スクールのクラスでも、チャクラワークなどのワークショップでも、そしてこのリアラでも、何度も遭遇する皆さんの恐れと抵抗。
しかしその必死で握りしめている物は、あなたでは無く、単なる習慣でしかないのですよ。
と、どんなに言っても、頭で言語としてしか聞かず、心では受け取れない。
それが恐れに捕まっている人の典型的な状態なのです。
解説が多くなりましたが、地元の美味しいおそば屋さんで昼食を摂ったときも、あんなに美味しそうなおそばが出て来たのに、歓声も上がらず・・。
その後行った自然の中のウォーキングで、約２時間の歩きから戻ったときも、“どうでしたかー？”との問いかけに対し、またまたむご〜〜〜〜〜〜ん。
これは、体験したのでは無く、ただただ考えて考えて考え続けて居た証拠。
今回初参加の人達は、昨年の一年間もかけて自分に取り組んで来た人。
また、再参加のシニアインターンチームは、リアラ自体への参加が３〜４回目で、スクールは２年通っている人達です。
そんな人達が、自分の心の隅っこにある問題を見つけてしまうと、こんなにも恐れと抵抗を出してくるのかと驚くばかりです。
そんなわけで、ワークが終わって帰った後で、このシニアチームとのミーティングを行いました。
ま、平たく言うと、今日の取り組み態度はいったい何なんだーーーーと指摘し、サポーターやアシスタントトレーニングをしている人の姿勢ですか？と問いただしたのです。
すると、何と、“ワークに積極的に参加してね”と言ってあったのに、それをすっかり忘れ、「サポーターとは脇に控え余計な発言をしないこと」だと思い込んでいたらしいのです。
そんなんじゃ楽しくないでしょうー！？と言うと、実は楽しくなくなっていた・・・と言うではありませんか！
ったく、それもやっぱりリスク回避型完璧主義の典型的態度ですね。
はぁ〜、ったく。
何も出来ないのなら、せめて自分のことだけでも楽しく取り組めばいいのに。
自分に取り組むのが楽しくて、じっくり自分を見たくてインターンになっているはずなのに、本末転倒ですね。
リスク回避型とは、リスクが起こりうる可能性を見据え必要な手立てを講じる人では無く、起こる可能性すらないことを妄想し、その妄想に対処するべくあらゆることをしないといけないと考え過ぎて結局何もせず動かない人のことです。
そうやって、人生を終わっていいのですか！？
はぁ〜、明日は、どんなに逃げ惑おうが、見るべき物を見てもらいましょう。
ところで、今夜の夕食は、こんなに素敵なサラダから。
美味しいジュレのドレッシングが飾られて、それはそれは美しく美味しい前菜でした。
それにしても、これにも嬉しそうな声も聞こえず、とても地味な反応でした。
チャクラがどこか、詰まり切っているのでは・・・と思うくらい、感性の鈍さを感じる様子です。
メインは、トマトソースのチキンソテーに、珍しい季節野菜をのせて。
こんなに美味しくボリュームたっぷりの物を毎日食べていると、やっぱり段々太ってきています。
この後、デザートまでいただいて、かなりヤバい状態です。
チキンは、骨付きで、食べていくと軟骨が出て来ますが、それが好きだと言ってかおりがコリコリと固そうな音をたてて食べていました。
いや〜、その音、固過ぎるでしょう？？？
しかし、その固さがたまらんらしいです。
ふ〜〜〜ん。
合掌。
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