上用賀便り

スピリチュアルヒーラー寺尾夫美子が綴る/フムアルフートスピリチュアルスクールと上用賀

【八ヶ岳でログハウス】これで間に合うのか・・・??

kamiyogadayori2014-04-24

今日は、インテリアの業者さんと、ブラインドやカーテンの打ち合わせ。
それから、今月始めに打ち合わせした造園業者さんと、細部の打ち合わせ。
建具の現場では、昨日見つけた間違いや修正がどうなるのかを担当さんと打ち合わせ。
いよいよ大詰めになって、要望がすべて整っていくのかどうか、入念にチェックしなければなりません。
家を建てるとなると、おおよそ生涯で一度だけ。それも初めての体験となるので、あまりに知らないことが多すぎて、思い通りには行かないものです。
服を作るのと違い、家みたいな大物は、建ててしまってから“これイヤだから住まな〜い”みたいなことは出来ません。
服なら、多少間違っていても、それを思うのは着用したときだけ、家は毎日暮らすところですから、毎日“〜、ここはこんなんじゃイヤだ・・・”と思っても、作り直しは大がかりすぎて手が出ません。
そんなことになりたくないので、丁寧に詰めて、細かく決めてきたつもりですが、担当さんの耳にはその時だけ、時間と共にサラサラと流れ出て、いつの間にか設計士さんの思い込みによる“これでいいだろう”になってここに至った、納得のいかない箇所だらけでした。
何でこんなところに、こんな狭い棚があるのですか?
天井が高いので、あちこちに袋度を作っていただくことになっていましたが、梁やら木材が分厚すぎて、内寸20センチほどの袋度があちこちに・・・。
そんな狭い袋度に、一体何が入ると言うのでしょう。
そんなことになるなら、下から天井まで空けたままにして、下から棚が使えるようにした方が、大工手間も少なく、余分な木材も要らず、何よりもっと収納できるようになったはず。
ひと言言ってくれていたら、もっと簡単にしていいと伝えられたのに・・・。
指図通りを厳守し過ぎて、使い手の使い勝手が考慮されなかった、そんな例がたくさんあることでしょう。
大工さんは大工さんで、しっかり作ってやろうと考えて、丁寧に丁寧に作って下さったのだろうと思いますが、無駄な労力を払わせただけとなり残念なことです。
しかし、これで次は引き渡し。
もう、そこでどっか〜〜んがあってはいけません。
気になるところは全部伝えることにしました。
さて、その最たる物がセミナールームの玄関外。
玄関の際際まで外壁の石積が迫っていて、これじゃ路地裏に案内するかのようです。
しかも、こんな狭いままだと、人が一時にやって来るとここで溜まって玄関に上がれず、流れが大変悪くなります。
この石積、そもそも、何でこんなに掘ったのか。
1m40センチほど土地が下がっていますが、基礎工事の人には、土地を下げるのは60〜70センチまでにして欲しいとお願いしていました。
それが出来上がって来てみると、こんなに下がって、しかも基礎のコンクリートが打ち込まれた後。
もう、取り返しの付かない落胆でした。
ずっと気になり続けているので、最後にもう一度、せめて、この迫っている石垣をもっと広げて欲しいとお願いしたのです。
すると、そうなった理由は、直ぐ横に木があり、その根が広がっていたこと。
その根を切ると、木が倒れる心配があり、もし倒れると損害問題で、基礎屋さんに賠償責任が発生するので、それを恐れて無難なところに石垣を作ったと言うのです。
丁度居合わせた造園業者のS氏が、「そんなことなら枝を払えばいいんだ」と。
木は、根が切られると、確かに倒れやすくなるので、枝を切り、木を小さくしてやると、そこからまた根を広げながら大きく育っていくと言うのです。
そんな手があったのか!!
だったら、根を切って、石垣を広げるように作り直してくれーとお願いしました。
それで、責任云々を言う元の業者ではなく、このS氏にやってもらいたい、工務店さんの負担で。
そんな押し問答の末、ようやくS氏作業で話しが収まり、一安心したのでした。
この造園業者S氏は、イメージを話していると、価値観やセンスで理解し合えるところが多く、庭造りも安心してお任せ出来そうなのです。
はぁ〜、ずっと気になっていた石垣が、良い形になりそうで、やっとこれで眠れそうです・・・。
はい〜、その石垣のことを考えると心が暗くなって、ちょくちょく眠れない時があったのでした。
もう本当に、家のことでは免疫力低下しまくりだったのです。
しかしここに来て、担当さんと話す機会が多くなり、色々注文を付ける私達に対し、いつもはいはいと聞き入れ、大きな修正も“やってみます”と答えてくれて、ふと“この人いい人だな〜”と感じたのでした。
そもそも、とてもいい人と感じたし、この人なら良い家を建ててくれるだろうと思ったから選んだのでした。
それが大失敗だったと、この2年殆どずっと思い続けて来ましたが、怒りがMAXを超えると、心の中は異次元に突入し、間違いも思い違いも無駄な作り込みも、発注間違いも、見積もり内容の間違いだらけも、何より、去年の7月から着工と言って6月に地鎮祭をしたのに、とうとう11月中旬まで着工せず、引き渡しが2月の予定だったのが4月なり、更には5月になったことさえ、ま、いいじゃないかと思えているのです。
生涯でこれ程の怒りを覚えた体験はありませんでしたが、そのMAXを超えた後、ようやく、『人は、様々な問題を乗り越えることができたら、最大の怒りを克服する試練を迎える』と、“上”の方々から教えられたのでした。
なんでこんな体験を! と、導き手の皆様方に問い続けて来ましたが、終わった後でしか教えられないほど、大きなテーマだったのです。
しかし、お陰様でめでたく終了し、これから先は、家の事に関しても心穏やかに進めそうです。
改めまして、労いの言葉を寄せて下さったたくさんの皆さまに、心から御礼申し上げます。
心を寄せてくれてありがとうございました。

こちらは表玄関の横。
浄化槽をどこに設置するかまだ決まらず、結局一番避けたい鬼門の位置しかないのですが、そこには抜根し忘れた大きな切り株が。
さてどうする・・・。
水道業者さんと工務店の社長が、あーでもないこーでもないと懸命に案を出し合ってくれています。
いずれにしろ抜根はしようとのことで、トラクターを持ってきて掘ることになりました。
すると、横で頭を覗かせていた岩が、掘るほどに大きくなり、どんだけ大きいかこの先分からない・・・と。
それでも取りあえず、もっと掘って行こうと進めていくと、ようやく根が抜け、岩も水道管の邪魔にならないところで止まっていることが分かりました。
ま〜、平野地と違い、山は掘れば掘るほど岩だらけ。大変な作業なのです。

外壁が塗られ、足場が半分取り払われると、我が家の姿が現れました。
外壁の色と屋根の色、この組み合わせ大変エレガーントです。むふふ〜。
そうしてしみじみ見ていると、どこの工務店でも、ここまで姿の美しい、ここまで素敵な個性の家は建たなかっただろうと思いました。
夫も、「ずっと問題だらけの中を進み、“これで良かったのか”と、思い続けてきたけれど、この家は正解だった。」と話してくれました。
相談に行った他社の家では、やっぱり普通の家しか建たなかっただろうと言うのです。
本当に確かにそうです。
その姿の美しさに惚れて、この工務店を選んだのですが、こうして『思い通り』の家の姿が現れると、本当に良かったと思えるのです。
何より、外から見て、心から『思い通り』と思えているなどと、これ程素晴らしいことはないのです。
いよいよ来週、家の中も思い通りになっていることを祈って、八ヶ岳を後にしました。
合掌。








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 リアライズウォークin八ヶ岳
 5月29日(木)〜6月1日(日) 【3泊4日】 
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